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本当にただの日記

人の間に生きるのだな

大変ご無沙汰してしまっています。石村です。何を隠そう、今週末はシブイ楽芸会です(こちらをご覧ください)

 

シブイオンガクスタヂオでは、赤坂グラフィティという、ちょっと広めのライブハウスで、発表会を重ねて来ました。十一回目になります。2006年からですから、まあまあ大雑把に言って年に一度くらいでしょうか。

 

完全個人レッスンの教室ですから、当然のこと生徒さん同士では面識も非常にうすく、普段付き合いのあるお友達になることも、おそらく稀なことでしょう。(といって、私に黙って皆さん仲良く遊んでいたりするのは十年前も今も、耳にします。ご自由にどうぞ。)

 

ところで。

 

場を作る、空気を作るのは人間です。

立派な会場にお客さんまで入って、何十人もの知らないひとの前で、歌をうたう。

 

 

みなさん、実にアーティストアンドオーディエンスプレイに長けている時代ではありますから、見た目、盛り上がっている会場って、よく見かけることでしょう。各地の発表会はもちろんのことそれこそ、内輪のバンドのお友達がたくさん集まってクリスマスパーティとかってよく聞きます。そんな難しいこと言うまでもなくとも合コンの場だって、とても盛り上がっていることでしょう。もう、見なくてもわかります。盛り上がっていることでしょう。盛り上がるのが、プレイの一環だからですけども。もちろん、それが楽しいからわざわざやるので、とてもいいことでしょう。

 

 

はたして。個人レッスンの教室の発表会。

いろいろな人が集まっています。無論プロはいません。

みなさん苦手だから通ってるんだから、どちらかって言えば上手くなんかない。当たり前です。

それでも、

 

あの人、とてもいいやつだし、うたがイイヨー。

あの人よく知らないけど、なんか歌う姿、イイヨー。

あの人何も知らないけど、声だけはイイヨー。

あの人、好みじゃないけど歌う笑顔はイイヨー。

あの人なんか、感じ悪いけど、選曲イイヨー。

あの人、いやな人だけど、声はイイヨー。

あの人いい人だけどぜんっぜん上手くもないけど、イイヨー。

 

 

これだけ挙げれば、おわかりと思います。

 

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大音量で五感をいくつか潰しながら、プレイに興じるのもいいでしょう。

でも、ただの人間のちからっていうのも、それに匹敵するのです。

 

いよいよ時代は、ライブ演奏の価値に気がつかなくなっていく時代です。youtubeを僕たちも時々苦虫を噛みつつ、利用しています。ジャスラックが躍起になるのも致し方ないところはあります。

 

だからこそ

 

生の人間が作り出すもの、ちから、空気。これを感じて欲しいのです。それが、いわゆるライブなのです。人と人が生み出すもの、人と人との間にうまれるものなのです。

 

 

初めて言及しますが、イイヨーカード、というものを第一回発表会の折に考案しました。

あからさまに盛り上がらなくてもいい今わたしは客席で、おまえのうたを聞いた。思ったより、イイヨー。と思ったら、ステージに向かってこっそり掲げる。これだけでいい。というルールです。

ステージ側からは実は、顔は見えなくとも、カードだけはよく見えるのです。今回初めて参加の方は、これがいかに心強いものか、感じられることでしょう。誰かを振り向かせる喜び、とでもいいましょうか。わるくないもんです。これ以上はさすがに野暮というもの。言及を避けます。

 

 

さあ。赤坂グラフィティでの最終回です。振り返れば、大仏面のダンサーを連れて来たなっちゃんや、アカペラやってたレイさんたちや、最後まで緊張がとれなかった木安亜鈴とか、何をやってもあんまり受けなかったアキさんとか、お友達が必ず集まっては大きな声で応援してくれていたさよさんやら、いつもこっちがひやひやだった正保さんや、立ち姿が素敵だった理代さんや、想像以上に才能を開いてくれた三條場とか呼吸するジャスミンとか、オリジナル曲にこだわったチャビンさん、懐かしい愉快な面々が浮かびます。みんなどうしているんだろうな。たまには僕を驚かせてくれよ。

 

5月14日日曜日、赤坂グラフィティ。11時半開演です。

 

今後のことは、時間が許せば本番でお話しましょう。おっとそれから当日には、新しいスタッフの発表もあるかな。みなさん、お楽しみに。

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