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本当にただの日記

壁を壊す

水道橋教室を作ったのは、2003年の1121日からだったと思います。

 

何故こんなにはっきり覚えているかと言えば、前職場を11月いっぱいでやめるにあたり、そこへ持ち込んでいた私物のパソコンや楽器を撤去するのに、一日やそこらでは無理だと思ったので、契約期間をそこに定めたからです。その上、前職場のボスとは喧嘩別れです。速やかに片付けなくてはなりません。その建物は2丁目15番地、今も当時と同じ立ち飲み屋のあるビルで、福田ビルがある11番地とはとっても至近な場所でした。だから、レッスンの空き時間に当時の重たいモニターやら何やらを手で持って運ぶことができたのです。

 

ちなみに前職場とは、今も阿佐ヶ谷駅北にあるワンバイブスというボイストレーニング教室です。今の代表の方とは別の人が、やはり個人で始めた教室で、その人が私が習っていた先生であり、ボスであり、私を講師になるよう勧めてくれて、その機会を与えてくれた人です。

 

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数行前には喧嘩別れと書きましたが、ここまで記したことは、ひとつも喧嘩の原因にはなりません。どちらかといえば、感謝ばかりです。おかげで後進の者に機会を与える、これこそが大きな仕事だと思っています。シブイオンガクスタヂオがここのところ急速に講師スタッフを増やし始めたのは、開催するイベントのためでもありますが、後進の者への機会創出の実現でもありました。

 

さて。そういう経緯があったので、つまり前職場でも防音加工はした経験があり、そこから数えたら、私はいったいどれくらい壁を立ててきたのでしょうか。今は、水道橋教室で壊した壁の素材から、どんなものが組み立てられるかを、この文章を書きながら夢想しています。いつだってなんだって夢想から始まります。

 

写真は水道橋。反響を抑えるために施した、今思えばとてもライトな吸音壁を壊すと、14年近くぶりに外気に触れたような真っ白な壁が現れました。

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