レッスンの様子ほか

リラックス

リラックス

 リラックス、または、力を抜く、という言い方があります。ボイストレーニングの現場で、よく聞かれる言葉だろうと思います。
 緊張を強いられる場面、例えば、おおぜいの人の前でスピーチをしなくちゃならないだとか、ライブのステージの上で歌詞を思い出せなくなってしまったり、あるいは、カラオケボックスで、うろ覚えの歌を歌う機会、など、いろいろあります。そんな時、いつも以上にのどが渇いたり、汗がでたり、声が詰まったり、声がうわずったりする経験は、誰にでもあることでしょう。或いは、ちょっと上手に歌っているところを誰かにみせたいと思って歌っている状態、などにも現れます。
 さて、そのような状態では、自分の思った以上にうまく歌えないことに驚いたり、恥ずかしくなったりするかと思います。そうです。過度の緊張は、発声に於いては、障害でしかあり得ません。ですから、発声するという場面に於いては、緊張しない、リラックスした、いわゆる力の抜けた状態が必要になります。
 また、緊張というもの、自覚がない場合があります。「歌うときはいつもこうですから」と、だいたいの方がおっしゃることでしょう。ですから、こちらにいらっしゃる時は、余計な緊張のない状態で発声するということを、体験していただきます。シブイオンガクスタヂオが、靴を脱いで、上着を脱いで、まるで個人の部屋のような様子を維持しているのは、その為でもあります。


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