がくふ

ライブ活動を始めた子がいる。先月、お笑い的会員価格でカラオケ作りを手伝ったものだった。また、お願いしますという。なんでも、曲は作れるのだが伴奏が出来ない、という。

「じゃさ、君吹奏楽やってたんだし、譜面かいてきてよ。メロディなら書けるべ。」

そこで青年はつべこべ言ったのだけれど、断固として書いてきていただこう。だって、手間が大幅に省けるのですもの。それ以上に、ご本人のために。

 

近頃よく見かけるのは、「出来るのにやらない」人。どうしてなんだろうなあ。

この青年、多少時間かかるとしても、やってみたら出来るはず。時間がかかるだけなのに。

 

はい、君のために、僕のために、やってみましょうね。間違ってたってかまわない。間違ってみなくちゃ分からないし、むしろ間違いは、次に活きる。僕はギターも譜面書きも完全に独学だし、ピアノだって基礎ががたがただ。こちらはせっかく「みてあげるよ」と言っても、やって来ない人がほっとんどなのは、何故なんだろうか。

いや、まあこちらもただのボイストレーニング教室なんですけどね。出来ることは何でも教えますよほんと。とぼやく夜。