執拗なほど神経質に、近隣のお宅またはテナントさんにご迷惑のかからないようにと、多少見栄えは捨ててでも、という姿勢でいつも教室作りをやって来ました。
最初に構えた水道橋の福田ビルも、当初は二重扉にしていたものでした。しかし、年ごとに他のテナントさんが入れ替わって行くのをいいことに、どんどんその近隣への音漏れ迷惑の備えは簡略化され、最終的には
扉が見えるところまで上がって来たらきこえるじゃん。
というレベルにまで緩和してしまったのでした。いや、思えばその段階にまでなってからかなり久しいわけです。
対して、2010年にベニア二枚しか壁に使っていなさそうな木造民家を借りて、大胆に、部屋の中に部屋を作った時は、ご冗談抜きに外に漏れきこえないレッスン部屋を作ったものでした。
その手技手数量に比べたら、今度の四谷教室は、まるきりお飯事です。あとは、水道橋からのピアノなど主要なお荷物の移動と、こだわりの内装のための時間を要するばかりでありましょう。
なんてことをやりながら、楽芸会を初めて池袋で開催する準備です。今回の開催はいわば、水道橋から四谷への移転記念開催と、内部的には呼びましょうか。めでたいと言えることは、いいことに違いありません。
七月九日日曜日 午前11時半開演
シブイオンガクスタヂオ主催
としま楽芸会
会場 池袋FIELD(東京都豊島区西池袋3-23-1 小倉ビルB1)
会場は前回までよりも狭くなりますが、観覧ご希望の方は会員非会員に関わらず遠慮なくいらしてください。
入場料はいつもの通り、千円とドリンク代五百円の予定です。食事メニューはございません。