マムマム・・・の巻

マムマム・・・の巻

発声練習という言葉を聞くと思い出すのは、学生時代に演劇部のみなさんがやっていた、あれ、ですね。学生当時は私の場合は、大きな声とは無縁でしたから、感心しながら部活動を横目に帰宅していたものでした。

マ行を、発声練習の最初に行うことが多いのですが、その理由は何故かと言えば、マ行、パ行、バ行、を出そうとすると、唇を一度閉じなくてはなりません。つまり、息の流れを一度遮断する動きなのです。しかし、発声は、口をひらく、が基本です。

すなわち、マ行などの発声に於いては、口を開くには一番顎を動かす長さが長いのです。そして、あまり唇を動かさないと、どんどん詰まって、大変発声し辛くなっていきます。だから逆に、口を沢山動かせるようになるためには、とても有効な練習になるのです。

関係なさそうで関係ある話といえば、腹話術で難しいのは、それらですね。