自分の歌声-2-

自分の歌声-2-

いつもいつも自分の声は同じであると言うことも出来ますし、いつもいつも自分の声は違うとも言えます。

何の話か分かりづらいですね。単純にしま しょう。自分の声は自分の声です。そうそう変わるものでもありません。当たり前ですね。しかし、声は、身体から発するが故、身体の調子に依存するものであ るということです。体調の違いによって、随分と違うという実感は誰にでもありましょう。と言うことは、日によって、更に言えば、時間によっても違うわけで す。寝起きの声と、日中の声は、毎日若干違いますよね。風邪をひいたり、花粉症の症状がでたり、お酒を飲んだり、これらは顕著な例でしょう。

しかし、プロの方はそんなことは言っていられません。いつでも、自分の声を出さねばならないのです。身体の状態に応じて、発声器官あるいは、発声の方法をコントロールするわけです。その為に、ボイストレーニングというものがあるとも言えるのです。