うたわないコース講師の小松です。
今日はブログを更新しようと意気込んで
桜の写真を撮りに行ったら見事に迷子になって
2時間程見知らぬ土地をうろうろしてしまいました。
最近はうたわないコースも生徒さんが
増えてきて嬉しい限りです。
レッスンで様々なお悩みに触れていると
私もそうだったな~とか、出来なかったな~とか
色々思い起こされるので本日はその中のひとつから。
「緊張すると声が上ずる。詰まる。」
と言う現象について書きます。
■声の詰まり感
息を吐き切れて無い場合が多いです。
どんな文章でも良いので、ため息をつくように
ゆっくり読んでみて下さい。息継ぎの時に
一度あくびしたり、ため息をつくのも良いです。
大抵の方は普段から「声」に対して「吐く息」が
少ないです。
■声の上ずり
日本語はアクセントは音の高低でつけられます。
一度「高い声スイッチ」が入ってしまうと
高い音域での高低で話し続けてしまい、
せっかくアクセントが低くなっても地声の音域に
戻る事が出来なくなる事が多いです。
前述した息継ぎの時にため息をつくと言う方法は
この音域をリセットする役目もあって一石二鳥です。
上ずってきたなーと自覚したら、息継ぎ→ため息→
その後の喋り出しを出来るだけ低く、と心がけましょう。
■緊張すると…
「緊張すると声が~」なんてスッと書きましたが
皆さんはご自分がどんな時に緊張するかわかりますか?
まずは大まかな所で
・大勢の前で喋る
・一対一で喋る
どちらが緊張するでしょうか。
また
・知らない人の前で喋る
・知ってる人の前で喋る
どちらが緊張しますか?
またそれは何故でしょう。
こんな風に緊張の条件や原因を知っておくと
対処のしようも見えてくると言うものです。
逆にそれを考えておかないと「緊張してるから」
と言う便利な言葉にその他の事象が
巻き込まれてしまう、なんて事にもなります。
程よく健康的に自分を知って行きましょうー。