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よくある質問よくない質問

歌は好きだけど自信がない

久しぶりに、よくありそうなご質問が飛んで参りました。実名を伏せほんの少しですが文章を変えさせていただきましたので、今後ご検討のみなさんの為にも、私の返信(これはそのまま)と併せ、掲載させていただきます。


はじめまして。全くの初心者30歳代です。

歌は好きだけど自信がないので、人前で歌が歌えるくらいになりたいな

というのが動機なのですが、

まずはどのクラスを体験したら良いでしょうか?


お問い合わせありがとうございました。

シブイオンガクスタヂオ、飯田橋教室の石村吹雪と申します。

 

うたに自信はないものの、うたがお好きであることは、

じゅうぶん、自信をもつ可能性を秘めていることになります。

世間では、特別うたなんか好きでもないのに、カラオケで

唄わなくちゃいけないから、という理由で、うたの上達を図る

という、かわいそうな方もいらっしゃいます。

そしてボイストレーニングなんて必修科目ではありませんから、

皆、初心者です。ご安心ください。

 

うたがおすきなのであれば、シブイオンガクスタヂオの

講師は、それぞれ進め方までも個性的ですが、基本的に

情緒も安定的で優しい人間ばかりなので、講師紹介などで

探りを入れて、運試しに体験レッスンを申し込むのが、

よいかと思います。

 

うたわないコースやあまりうたわないコースといったものも

ございますが、こちらは、よほど対人的に不安があるとか、

そもそも日常の会話で発声に苦労されているとか、あるいは

逆に、声を職業にしているけれども基礎を知らない、といった

かたがた向けだとご理解ください。

 

その他ご質問など、お気軽にお寄せください。


 

とくべつ歌は好きではないのだけども、うたわなければならないからなんとかしたくて、という方は実際に結構、いらっしゃいます。

歌が好きではない、だから勧められても強いられても決してうたいません、という選択を許してくれる自由な社会が来るのを、私は待っています。

 

話し方のレッスンというよりも、話し声を磨くレッスンなんです

こんにちは。

レモンを愛して止まない、飯田橋教室 うたわないコースのなかむらです。

レモンはね、果肉も丸かじり出来るぐらい大好きです。

だから、のど飴も「VC3000のど飴」愛用、レモンのアロマオイルを常に常備。

とりあえずレモンをもらえたら元気になります。笑

 

さてさて、

シブイには講師が5人おりますが、私以外の4人の講師はみな、歌うプロです。

対して、私なかむらは歌は好きですが、歌手ではありません。

主にラジオなどで話す「話し手」としてお仕事をしております。

 

そんなわけで、うたわないコースはその名の通り、歌は歌わないです。

だって、なかむらピアノ弾けませんもの。

幼稚園?小4までピアノ習ったことあるけど、今ではねこふんじゃったも弾けないな。きっと。

 

では、どんな内容なのか。

「話す」ことを磨くコースです。

でも、「話し方」のスキルを学ぶというよりは、気持ちよく話すために

自分の声に自信を持つための「話し声」をよりよくしていこうというコースです。

 

自分の声がキライ

通りにくい声・小さい声をなおしたい

日常で少ししゃべりすぎただけで声がかれてしまう

 

など、日常的に声に対する悩みを感じられている方に向けたレッスンを開講しております。

 

声ってね、化けるのですよ♪

自分の声に自信を持ちたい方、まずは体験レッスン来てみて下さいな。

 

毎週土曜(不定期で日曜)にレッスンやってます。

体験レッスンのお申込みはこちらからどうぞ♪

 

沿革

シブイオンガクスタヂオ沿革を書いてみる

 

200312月 水道橋(千代田区三崎町2-11-11)にて、シブイオンガクスタヂオ設立

2006年2月 第一回シブイ発表会開催(赤坂グラフィティ)

2007年5月 第二回シブイ発表会開催(赤坂グラフィティ)

2008年4月 第三回シブイ音楽祭開催(赤坂グラフィティ)

2009年4月 第四回シブイ音楽祭開催(赤坂グラフィティ)

2009年9月 うたわないボイストレーニング、発行。販売開始。

2010年4月 飯田橋教室(千代田区飯田橋1-11-4)を創作開講。二教室二講師体制として、水道橋教室に講師、会員より春奈鈴が就く。飯田橋教室に石村吹雪は移転。

2010年7月 第五回シブイ音楽祭開催(赤坂グラフィティ)

201012月 会員より小松アキを講師として、水道橋教室、飯田橋教室にて、うたわないコースを新設。

2011年5月 第六回シブイ音楽祭開催(赤坂グラフィティ)

2011年9月 第七回シブイ音楽祭開催(赤坂グラフィティ)

2013年7月 第八回シブイ音楽祭開催(赤坂グラフィティ)

201412月 うたわないコース講師、小松アキが退く。

2015年1月 飯田橋教室にて、あまりうたわないコース開講、石村吹雪担当。

2015年4月 水道橋教室にて、ギター弾き語りコース開講、講師、世古武志を招く。

2015年9月 飯田橋教室(千代田区飯田橋1-11-4)を閉鎖。あらたに駅の反対側に飯田橋教室を創作して移転開講(文京区後楽2-2-15へ)。

201510月 二教室四講師体制として、飯田橋教室に講師、小浜田知子を招く。

2016年2月 飯田橋教室にて、朗読コース開講、講師は小浜田知子

2016年4月 飯田橋教室にて、うたわないコース講師に会員より、なかむらのぞみが就く。

2016年4月 第九回シブイ楽芸会開催(赤坂グラフィティ)

 

やっぱり年月はうろ覚えであるが些事にとらわれず、書いてみた。毎年のように挟まっている外向けのイベントは大事なのである。

例えば入会をお断りしたり、継続をお断りする例

だいたい、このような零細教室で、入会希望される方を拒む理由はないものです。
 
しかし、設立十年近くを振り返ると、実際には事実として私はそれを行って来ました。主な原因は、常識的な応対の出来ない方には、例えその方がどれほど通ってみたいと口で言っていても、ちょうど空いた時間がないだとか、そんな理由をつけて。まあ、滅多にあることではありません。
 
また同様に、レッスン受講を継続希望される方を拒んだことは、幾度かありました。レッスン料金も比較的安く、講師はたいてい物腰柔らかく、可能な限りやさしく、応対をするものです。それに乗じて非常識な程度に我が儘を言い出す方、或る意味こういう方はどうしても出て来てしまいます。しかしそこに、人として相対する人間への最低限の敬意までもが感じられなくなった時、異常にやさしくてお人好しでそこを責められるようなほどの私も、容赦はしません。
 
ボイストレイナーに権威も何もありませんが、先人として先生と呼ばれる身と、対して年齢の上下を問わず生徒さんという身。師弟関係などと大げさなことを要求したこともありませんし、生徒さんによっては私などより人生経験ゆたかで、人にやさしく出来る敬愛すべき方もあり、時にどちらが先生か分からないような態度をとったりもする私です。今後もそのままにあり続けます。
 
つまりは単純です。講師対生徒は、人対人の関係に違いないのです。
今日、私は、遅刻をひとつの例に挙げて、若者にお断りを申し上げました。まだ若いこの青年の今後の成長の為に尽力するには関係が浅過ぎ、既に私は我慢をしすぎていました。義務教育か躾か、といった面についてまでは、私は決して関われないのだなあと、むなしさに似た気持ちでいっぱいです。今後は、ちょっと改めて、わずかなお金の為に我慢するようなことはせずに、先へ進もうと思いました。
 
なんとまあ人間臭い記事になってしまったことでしょう。いやいやだって。生業なんですもの。

なぜ低音で練習するのか

長年ボイストレイナーとして生活させて頂いております。石村吹雪と申します。

歌をやりたい、と言っていらっしゃる方の大半九割九分の方のご希望は、

とにかく高い声が出したい

です。

何故かと言えば、巷間流布配信される音楽、いわゆる歌、は、素人には出せないような高さで歌われることが多いからでしょう。いいですね、プロですもの。素人が簡単に真似出来るようでは、プロの名が廃ります。もちろん、高さだけではプロとは言い難いというのは、小学生でも分かるお話ですから割愛します。

これに対して、我らがボイストレーニングを施し導く方向は、

無理なく、伸びの良い、それはすなわち聴く人にとって嬉しい発声であり、それ以前に放つ人にとって嬉しい発声です。

その過程の先には、無論、高音の発声も出て来るわけですが、簡単じゃありません。無駄なちからわざで出す発声を伸ばした所で、先が知れています。ですから、本能的に楽に発声出来る音域すなわち、中低域を、確実に、理想的な発声で歌えたり話したりすることが出来ることからはじめます。そうでないと、その、楽な発声とやらが、どういうものなのか分からないからです。分からないことを闇雲に重ねても何にもなりません。

お分かりでしょうか。さらに言えば、中低域ならば、あまり騒音のように聴こえませんから、練習もしやすいです。人によっては、その気持ちよさのあまり、高い声なんて出せなくてもいいっと言い出す方までも実在するほどです。

中低域の安定が、初歩の初歩です。そこが甘いと結局、最初からやり直しになります。だから、一人の練習には低めの声で、ということをおすすめするのです。

家で何をしたらいい

 さてすっかり更新が途絶えたのは、秋口、お問い合わせが増えるからである。

よくある質問について書くのであった。

普段家で何をしていたらいいでしょうか?

こういう前向きな質問は、こちらも嬉しくなるものである。

敢えて書かねばなるまい。せっかく教室でやって、あぁこうするといいのか、と知ることがあっても、それを身につけるのは自分次第である。どれだけ自分の身体にそのやり方を体験させてあげるか、である。

ただし、歌声を思い切り出すなんてとんでもない、という都市近郊住宅事情をふまえると、家で出来ることは限られる。

そう、限られるのである。すなわち、大声出さずに出来ること。

暦の都合で二、三週あくと必ず忘れているのが、呼吸と口の開きである。

やれば誰でも出来る、ただし癖の度合いは人それぞれ故に、毎日どれほどいつまで続けるべきかということは、気にすべきことではない。

私自身は癖が甚大だったから、苦もなく意識せず出来るようになるまで数年を要した。これは参考にしていただきたい。習いはじめてからのことではない。自分で日々意識しはじめてからである。

さて、家で出来ることであるが、思いのほか長文になったので割愛する。ネット上にゴロゴロ書いてあるだろうし。あるいは講師に直接訊ねられたし。

月に何回を計何年

月に何回を計何年

本当に、気になる質問とは言え、答えづらい質問である。

月二回毎月通って一年もやれば、歌の上達間違いなしですよ

なんて、嘘だと分かっていてもそう掲げておきたいくらい、回答するのが億劫である。

さて。
こちらが毎日やってくださいね、なんて言ったって、日々は忙しい都会生活。呼吸ひとつ意識することなく、一週間は過ぎ去るもの。

それでもなんとなく、講師とウマがあう、とか、家にいる時よりは大きな声が出せること自体が魅力とか、発表会が楽しみだとか、それくらいの理由ででも二年三年続けると、明白に違いが出てくるもの。

どんなにのんびりした人でも、生活の中でボイストレーニングの成果に気づくもの。

そして、気づいたときがまた、スタートになる。ちんたらちんたら来ていた人が、急にやる気になったら、一気に変わってしまうことはままある。

それもまた楽しいことであり、実はそういう風に長く楽しめるものであることが、社会に於ける存在意義なんじゃないかとも思える。

プロ志向です、とか、習い事として、とか、ストレス解消として、とか、いろんな動機はあるだろうけれど、ことシブイオンガクスタヂオに関して言えば、それらすべての目的に必要な基礎部分をこそ重視しているので、大抵の入会者には、まあ、ゆっくりじっくり行こうや、と言うことになるのである。

月に何回がよろしいのか

月に何回がよろしいのか

月に何回通えばいいでしょうか

のつづき


意欲があり、自主練習環境も悪くない、反復できる、でも経済的に月二回くらいが望ましい。

さらにひとつ大事な条件として、しゃべり声の響きは最初から良好。ただし、歌声は窮屈になってしまう。


基本的には、月三回通ってそれで急いでなんとかなる、というのは甘い考えである、という見解だったが、人それぞれ特性がある。


無意識な、ただのしゃべり声が、実によい状態だったのを自覚してもらい、それをベースに進めた。

月三回ペースで9ヶ月続けた結果、ある段階に達したので、月二回にしてみた。

が、自分で普段自発的にやれる人は、それでも良い状態をキープできることが分かった。


ある段階、だとか、良い状態、だとか、こういう言葉は曖昧であるが、「二週間ぶりでも先に進める状態」と言い換えてみてもいい。それでも、分かりづらいけれど。


以上、前の記事に続いて、比較的意欲的な方の例。

参考になるだろうか。

また、特別意欲的でもない、まずは楽しみたい、という方の例は、次回に。

よくある回数

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月何回くらい、やればいいでしょう?


なんていうご質問は、度々受ける。


この話も、この十年、場所を変えながら何度も書いてきたし、誰でも書いているだろう。毎日やるべし。に尽きる。


それが困難というのが普通なので、ここ一年実際に試みた例を紹介してみよう。


まず意欲はある、でも、独りでは環境もなく意志も強くない、けれども、近いので月に八回くらいは来られる。

ならば、最初のうちは月八回くらいやろうか。

結果、この人は5ヶ月で基本的身体の動かし方は安定。その後は月三回ペースで充分今後の進展が見込まれる段階に。(この、段階というのが実は大事な話だが長くなるので割愛)

最初は肝心。
なんとかしてみたければ、最初が大事。人間、飽きるからね。
 

どれくらいで云々

どれくらいで云々

よくある質問につき、書くのであった。

大変もっともな、大変気になる、そしてもっとも多い質問。


どれくらいで変わりますかね?

どれくらいでうまくなりますかね?


シブイオンガクスタヂオが、期間を設けずに開講している理由は、


あまりにも個人差がありすぎるから


に尽きる。


なので、あまりにもよくある質問であるにも関わらず、画一的に明文化しない出来ないしたくないのである。


勿論、拙著「うたわないボイストレーニング」にもくどくどと記している通りである。会員ともなれば、全員理解されていること。


期間、回数の決まったコース制、いくらいくらで、こんなこともあんなことも実現しますよ、なんていう言い回しは、残念ながら、その商売臭さが故に、シブイとは無縁になる。


何かを習得した人生経験や想像力で、半年でつかんでしまう人があれば、何年経っても亀の歩みの人が、現実にいるのだから。


以上をふまえて、自分ならどれくらいで変われるだろうか、今までの人生経験と照らしあわせて想像していただきたいものである。
 

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