8拍吸って8拍吐く

桜

タイトルの「8拍吸って8拍吐く」は
うたわないコースでだいたいの方が
最初にやる呼吸練習です。
(バリエーションはあれど)
楽に吸って楽に吐くだけです。
どんなに調子が良かろうと呼吸練習は
毎回やって貰います。

その後に、皆さんの目的やその日の
声の調子に合わせて色々なレッスンをします。
その中のひとつが滑舌練習です。

滑舌練習なんだから
とにかく速く言えたもの勝ち!と
思う人もいるかもしれませんがそんな事無いです。

 楽に呼吸するだけの練習を
何故毎回こんなにも大切にしているかと言うと、
聞いてる人にとってそれが楽だからです。

話している人が楽な呼吸をしていれば
聞き手も楽だし安心できます、これは
”聞き取って貰いやすさ”の土台になります。
逆に話している人が息苦しそうだと
聞き手もなんだか息が詰まるように苦しく感じます。

ですから滑舌練習も無理な呼吸で
いくら速く言えた所で意味がありません。
ただただ楽に吸って吐くと言う
基礎を踏まえて、聞き取りやすく発声する
と言う積み重ねが大切なのです。

そんな事をうたわないコースでは
やっております。