第八回シブイ音楽祭は、無事終了しました。
おひと方、風邪で欠場がありましたが、総勢21名。曲数に直すと34曲ほどでしたしょうか。
ほとんどが初出場という今回の様子は、7年前の第一回を思い出させてくれます。大きく違う所は、当時よりもバンドさんのメンバーが増え、ひどく充実した演奏をしたがえて歌えることです。
こんなチャンスはそうそうないのですから、萎縮せず、頑張って、とは口で言うのは簡単です。みなさん、出番の前は口数も減り、出番が終わって清々しい表情になっていたことと思います。それまでのいくらかの期間、ご自身で抱えたプレッシャーの重さに耐えかね、決して成果の見えてこない練習、という奴に追われていた筈です。
週あけて、出場されたみなさんの顔と声の軽くなったこと。面白いくらいです。おそらく人生のいろんな局面に於いて、こういったことのくり返しなのではないでしょうか。
そして、みている人をひきつけるのは、上手い下手だけでもないんだなっていうことが、感じられたのではないでしょうか。
今回の経験を踏まえて、次は年明けに、シブイオンガクスタヂオ設立十周年記念大会を予定しています。みなさんの成長をみるのが、楽しい、実に楽しいわけです。これを観察するのも、シブイ音楽祭の楽しみのひとつです。
今回はスタッフが少なかったので、バンドのみなさんは勿論、出場しない生徒さん、司会として呼びつけられたアーティストさん皆々様のご協力、誠にありがとうございました。