シブイ音楽祭

シブイ音楽祭
第五回記念大会
が終わりました。
関係各位みなみなさま、ありがとうございました。



飯田橋教室を作るのにどれだけ日数がかかるのか皆目不明のため、準備が遅れたことと、あてにしていた新講師(春奈鈴のことである)の事務処理能力が期待できないことがだんだんわかるにつれ、司会を新しい人に委ねたり、他教室の生徒さんも出場するなど、構成上の不安も増大、まして曲数の肥大化と、準備の日々は精神的に追い込まれていました。


それでもたいてい、当日というものはなんとかなるものですが、予期しきれない事態も起こり、危惧通り見せ場の第三部が22時になってしまい、お客様が相当数減ってしまうなど、反省しきり。


勿論、出場者たちがそれぞれ、ステージの上でやるべきことをやれる限りやってくれたことに感謝しています。きっと、観ている人も楽しんで頂けたのではないでしょうか。


しかし個人的には長い一日の中で、ステージ上でピアノに向かいながら、涙をおさえられず一度泣いた時間がありました。

「こういう場でしゃべれるようになったこと」
と、さらっと歌の間に話して見せた出場者の子は、初めて来た当初、本当に人と喋れない子でして、それはそれなりの事情があるからではあるのですが。【自信を持ちなさい】なんて言うのは簡単でも、それを自覚して体現出来るようになるには、やはりそれなりの時間や経緯、そしてきっかけがないと難しいことだと思います。

うたやギターを通じて、日常生活を送る上での彼女の成長を見てこられたことが、何より嬉しかったのでした。

このイベント、上手い下手など、私は過去から今まで出場者に意識させたことはないです。むしろ、「上手くやろうなんて思いなさんな」と言ってきました。一番大事なのはそこじゃないから。

 

当日会場には、教室運営をしているボイストレーナーの方々をご招待していました。幸い、そんな方々にもお楽しみ頂けたので、以後共催の方向が見えて参りました。さっそく、明けて日曜日にの夜には、新しい企画への道が見えて来たのでした。なのでハイボールのみすぎ。