まるで自分を責めるように

まるで自分を責めるかのように

自分は音痴だから

 という方を見ると、「それほどでもないじゃん」という気持ちと、「カラオケの悪弊だよね」という悲しい気持ちになります。

 

 もしかしたら多くの場合、ごく親しい間柄で揃ってカラオケに行くことよりも、さほど親しくはないから、親睦の意味も込めて、人はカラオケに出向くのではないでしょうか。例えばそこで何が起こるかと言えば、自信が元からない人が、「臆したまま歌うことによっていろんな箇所で音が外れてしまい、それを、見て見ぬ振りをされる」、という経緯が想像されます。「言って貰えたら楽になるのに」「笑ってもらえた方が楽なのに」ということもありそうです。

 

 そんな方が少しずつ、自信を得ていく姿をみることが出来るのは、とても楽しいお仕事です。100パーセント、自分を責めるような口調になる必要はないわけですから、その思い込みを取っ払ってあげられるのは、社会貢献してるなあ、と満足出来る瞬間ですね。このお仕事。