シブイオンガクスタヂオ、石村吹雪です。
無事入会されて会員になると、ここを読まなくなる傾向が強いので、以前はそれをただただ寂しく、とにかく悲しく、この世の終わりとばかりに嘆かわしく感じたものでした。もちろんいつからか、私以外の講師が新規会員を受け付けていますし、ゆえに私はここに書くのを控えてきました。
が、それならばそれで気がねなく書けるのである、ということにやっと気がつきまして、今年はまた復活させていこうと思っています。
今年のテーマは、ボイストレーニングの意義についてです。主に目的は、講師養成です。私自身は法学部卒ですし、そもそもガタイの割りに声が小さくて自己主張が下手なキャラクタです。そんな私がボイストレーナー。お笑いですよ。実際笑われてきたことでしょう。先日も大人の集うバーで、ボイストレーナーさんですと紹介されたところ、他のお客さんから歌のプロ扱いされて困りました。弱りました。弱ってしまう私をきっと奇異に感じられたことでしょうが、そういう地味な性格なんです。また、笑われちゃった。
それでも、これひとつで生きてきました。巷では、ボイストレーナーで生計を立てるのはとても無理無理、とされています。あったりまえです。需要ないし。ゆえに単価安いし。だって、ボイストレーナーなんて、世の中にいなくても誰も困らないんですから。困らない人が、しかるべき仕事に就いていれば、いいだけですもの。困る人は、別の仕事をすればいいのです。結論。本来、ボイストレーナーなんて不要。
それでも。この時代なら、この仕事でも生きられるということを身体で感じて、体現してきました。残念ながら後ろ盾はありませんでしたが、諦めて死んじゃうこともなく、生きてきました。し、多分、東京が壊滅しない限りは、続けられると思います(大真面目)。私の記事は今年は、ボイストレーナーを職業にしてみたい方向けに、書いていきます。
久しぶりだなあ。気兼ねなく書けるぞ。組織が大きくなるにつれいろいろ、大人っぽく振る舞ってきたものだけども、それはそれはストレスだったなあ。やめるぞお。もうそんなのやめるぞお。だって、私が何を書いても、新規募集には関係がないのだもの(私は募集してないから)。これは気楽です。昔はプレッシャーあったもんなあ。
あ。大事なことを書き忘れた。今年こそは、消費税ぶんをいただきます。あ、これ大事だから別立てで書きますね。