自分の声が嫌い。

そんな風におっしゃる方の、なんと多いことでしょう。

いや、ほとんど方がそうかもね。「いやー、自分の声いいわー」と思える方は心底しあわせもんだと思った方がいいでしょう。

こんにちは。飯田橋・四谷担当のクボです。

 

 

とかく人は「ないものねだり」だったり「隣の芝生は、、」だったりするもんです。

かく言う僕自身もかつてはそうでした。

 

ただ、若い頃にいろんな音楽雑誌や音楽関連の本なんかを読み漁り、いろんなアーティストのインタビューや自伝を読むと、大体のボーカリストが同じようなことを言ってるのです。例えば海外の、いわゆるロックレジェンドな人たちもね。

 

もちろん、これまで僕が直接出会った多くのボーカリストの中でも「自分の声が好きじゃない」と言った人は数限りありません。

そんなのを見るにつけ、「あー、みんなそうなんだなー」と思ったもんです。

 

ちなみに、僕自身、自分の声が一番好き!とは残念ながら思ってはいませんが、自分の声の長所と短所は把握しているつもりです。

もちろん「こんな声いいよなあ」と他所に憧れることがないわけではないですが、なかなかどうして自分のも悪かないかな、と思ってますし、そのくらいがちょうどいいのかな、と思ってます。

 

そんな風に数多く自分の声と「向き合う」ことで付き合って行くこともできますし、あとは実際にコンディションが整って、しっかり出した時に、とても客観的に聴こえてくることもあります。内耳で聴いてる感覚から一歩抜けた状態、を作ることも可能です。

 

 

自分の声が嫌い、と思っているみなさん。

せっかく親からもらった声です。もっとガチで付き合ってみると案外思ってるより悪いもんじゃないですよ。

そのためのお手伝いであればいくらでも。