8月のシブイさん

ところで

このところまた、報道が不安を煽るばかりなためにお問い合わせも増えております。講師それぞれに以後の方針を表明するようお願いをしています。なぜかといえば、それぞれ生活環境も違えば、スタンスがありますので、当然一括りにするべきではないと考えているためです。ご理解ください。

また、よくご質問をうけます教室として行うべき感染拡大防止策については、度々文字にして来た通り、だいたい世間と同じ最低限以上のことは、行っています。そもそも事実、我々にとっては死活問題ですから真摯に対峙しています。


春そして今後のシブイさん

シブイオンガクスタヂオとしては、4月半ばから5月いっぱいまで休業を余儀なくされた喪失分(損失とは考えず)を挽回するがごとくに、6月あたまよりレッスンを再開しています。

この際に4月分の前払いレッスン料は、そのまま振替、6月以降分と扱って参りました。現時点概ね、消化済みとなっていることでしょう。今後も同様に強制休業指導等があった場合には、同じく取り扱って参ります。

が、行政より休業要請、否、命令でもない限り、基本的には自粛せずに通常営業を行うことを予定しています。

もちろん、教室内外の環境保全については、より一層の高い緊張感を途切らせない意識を要することも想像しています。そこは同じ場所を使う我々も通う皆さんも一致して、立ち向ってみましょう。どうかご協力をお願い申し上げます。


ひとつだけおねがい

今回私からお願いすること一点だけです。前払いレッスン料の振替期限につきましては、ひとこと、講師と取り交わしておいてください。記録表にメモを残す程度で結構です。

通常は一ヶ月以内に消化するルールですが、今年は、二ヶ月あるいは三ヶ月もやむなし、とするべきかもしれません。が、実際問題、運営上三ヶ月以上は繰り越せないことでしょう。ということを実はこの春、身をもって知りました。

と言いますのも。

かつてままあったことです。ちょっと二ヶ月お暇いただきます。戻って来ます、とおっしゃった方のために、その時間枠、別の方の予約を受け付けずにあけておいたものの、やっぱり家庭の都合で通えなくなりましたと三ヶ月後に連絡がある、といったケース。

こういった軽い口約束が、新規募集の足枷になっていた苦しい時代がありました。歳を重ねるほど、小さな教室ゆえのお人好しルールは、どんどんと廃されて参ります。やっぱりそれは不安で負担で、ストレスなものなのでした。みなさんのご理解をどうかよろしくお願い申し上げます。


話が長くなって恐縮です。以後はいつもの雑記ですよ。

みつじゃない

この春は、四谷がなくなり神保町がうまれるという教室改編が行われました。飯田橋教室は変わらず、クボが移って抜けただけで石村と小浜田となかむらで回っています。実際のところ4月と5月の間、顔を合わせないどころか連絡も必要最低限で過ごしていました。イエスビジネスライク。

そして、6月から再開。以前は、レッスンの合間の時間は、生徒さんと合わせて最大7人分の靴が玄関にひしめき合うようなケースもありました。そう、水曜日の午後2時がピークでしたね。そこで楽しい雑談や思いがけない出会いも発生しました。それはいいも悪いも、シブイオンガクスタヂオの付加価値として意義はあると考えていました。

しかし、いわゆる密集密接を徹底して避けてみるがために、少しずつ時間割をずらす工夫を試みて来ました。するとどうでしょう。

結果、講師同士も挨拶はLINEで済ませてしまった、という日が珍しくなくなってしまいました。小浜田知子とはもう随分会っていない気さえします。しかもおまけに、講師それぞれが勝手に空き時間、合間の時間に消毒除菌換気なぞやっているので、これまた結果、一日中浄化をしているような状態です。

やってみればできるものですね。人と人がすれ違わないように快適に生きるって。そこを目指すべきではない筈だと知りつつも。