立ち寄り記録サービスを導入しました

再び東京都に、緊急事態宣言が出されています。

これが何を意味するかと言えば、例の感染症拡大の可能性が高まっているので、めいめい引き続き重ね重ねご注意怠りなく過ごすべし、というお達しだと思います。(シブイオンガクスタヂオは今月も引き続き開講、体験レッスンのお申し込み募集もして参ります。)

シブイオンガクスタヂオの様なボイストレーニング教室は、比較的広くない部屋で、講師と一対一で、発声練習をします。

お酒を飲んで酔った時の様な大きな声を出して会話をするのは控えましょう、と言われる中で、比較的大きな声を出しています。

もちろん、可能な限りの対策をしてきていればこそ、今まで、ことなきを得て来ています。と同時に気持ちとしては、万一自分も含めて、感染が発覚した際にはしばらく休業を余儀なくされ、家賃支払いに追われ当然今よりもさらに生活苦になるのだから、絶対に罹ったり感染されたりしない様にしなくちゃなあ、という悲壮なものでした。

しかし、冷静に考えれば、月に半分以上通勤して、その間に他人や公共の場所への立ち入り接触は免れず、どれほど注意をしていても感染する確率があるものである、ということが分かってくればもう、逆に、マスクだの手洗いだの消毒だのといった不便にもすっかり慣れてしまった今や、万一のあとのことの方が大切だという考えにもなって参ります。もちろん、ワクチン接種が進んだとしてもです。

そこで、立ち寄り記録サービス、というものを導入しました。

この利用によって、教室へ立ち寄った日時が記録され、いざ、シブイオンガクスタヂオ内で感染者が発生した場合の早期連絡が確実になります。だいたい、教室にいつ行ったかという記憶は、記録でもしてもらわないと残っていないものです。

また、記録されるのは、任意で登録する電話番号と名前だけ。それも仮名で構いません。そして、記録は60日で自動削除される仕様になっています。

その手間はと言えば、教室に備えたQRコードをスマートフォンで読み込んで、それらを入力するだけ。二度目以後はほぼ入力の手間も減ります。簡単。

これによって、この感染症対策において実質一番心配な、いざというときに次に起こすべき行動の指針が分かる様になります。教室にとっても、来校者にとっても安心な仕組みがひとつ、出来上がります。

というわけで、七月初旬より導入いたしました。来校の皆さんのご協力をここに呼びかけさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

シブイオンガクスタヂオ 石村吹雪

また、このシステムにご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。元来、飲食店など形態的に顧客情報の把握が困難な業態のためのシステムです。