長くやってりゃ

いろんなことがあるもんです。歌がやりたくて福岡から東京に来てからかれこれ四半世紀近く。

 

その上京当時のアルバイト先の友達から10年以上ぶりに電話がありまして。

 

曰く「いやー、クボくんといつか一緒にバンドやりたかったんだよね〜」ですと。
当時はお互い夢を持ったフリーター風情の20代のあんちゃんでしたが、、、っつか誘うの遅くない???もうオレ、アラフィフなんですけど!

 

詳しく話を聞きますと、その彼は元々(今も)メタルバンドのドラマーなんですが、今ではすっかり立派になり、いろんな楽器のプレイヤーを集めて音楽教室を開いてるとのこと。なんだかこれはご縁ですなあ。。。

 

と、いうわけで、ワタクシ今度バンドのボーカルとして、大塚駅前の野外ステージでライブやってきます。
曲はヴァンヘイレンに菅田将暉に沢田研二にKinKi Kids、、、、んー、なんだかわかんないけどバンドで歌ったらめっちゃ楽しかったです。
いわゆる「コピバン」なんて大学生以来(笑)。

 

それはさておき、まあ、何が言いたいかと申しますと、不器用ながらも長いこと続けてきたものって、いろんなご縁を運んでくるものです。

 

既に僕の生徒さんでもだいぶ長いこと来ていただいてるなあって方もいらっしゃいますが、ひょんなきっかけでステージに出ることになった、なんて話を伺ったりします。

 

「続ける」ということは、知らず知らずに「ワタシ今歌やってんだー」っていうタネをそこらへんにパラパラ蒔いてるようなものかもしれません。
でもって、案外唐突にそういったご縁はやってきます。できればするするっと、そういうご縁に向き合っていきたいものです。

何はともあれ、「あいつに歌ってもらおう!」って思っていただいたのがなんともうれしいじゃありませんか。

 

そんなご縁がいずれ教室の皆さんにも少しずつ増えてきて、「ああ、いままで練習してきといてよかったなあ」なんて思ってもらえる日がくるといいなあ、なんて思ったり。

長くやってりゃそんなのいくらでもありますけどね。