私は小浜田さんの…

振り分け会は、音楽の授業中にみんなの前で1人ずつ、先生の伴奏で指定された歌をワンコーラス歌う。

それはもう様々な結果を見た。

歌が好きな女の子、

シャイが故声がちっちゃい子、

音程が取れずに歌う前から悔し泣きしてた子、

元気だけで押し通す子、

など。笑

四年生なんてまだまだ子供なのでね、今思えばその惨状()はわかりますが、『みんなの前で1人』ってのはなかなかのプレッシャーだったと思います。

僕はソプラノに配置されました。

2番まで歌わされました笑

男子も女子も混同でソプラノ、メゾ、アルト、の分類。

なんとなく振り分けの傾向として、

大きな声で歌えて音程もしっかりの子がソプラノ。

声が小さいけどまあ歌としては歌えてる子がメゾ。

音程が取れない高い音が出ない子がアルト。

こんな傾向であることを子供ながらに理解していた。

すごい振り分け基準だと思ったが、音楽の授業が恥ずかしいとか、歌自体を卑下する男子(我々だけかもしれないが笑)がいて、まるで成立してなかったので、それを打開する策であったのか

にしてもかなりぶっ飛んだ仕組みですよね。笑

こうして、ソプラノ三輪昭徳として僕の小学校四年生活が始まった。(大袈裟)