これとこれを一日何分

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写真に意味はない。


言うまでもないことだが、ボイストレーニングなど、月に二三回通うだけなら、自分にあったやり方で毎日ひとりでやった方がいいに決まっている。

いい、というのはこの場合、自分の喉に優しく人の耳に優しく、自分の感覚に心地よい発声手順の習得が早く実現するということ。


毎日少しずつでも時間をとって練習をする、なんてことを実践出来る人は、稀である。

どれくらい稀かと言えば、民主党のマニフェストを最初から最後まで読んだことのある人くらい稀。

で、妥協的に、これとこれを一日数分やっていて下さいと、私はレッスン終わり際によく言うのだが。

最近ここに書いていて、案外周囲の方にも楽しまれているという、例のかれっぱなしの彼女が、

い つ に な く 良い声で

言ったものだ。

「これって、たまに気をつけるんでなく、常に意識していた方がいいですね」

 その通りだ、かれっぱなしの君よ。今日は調子がいいじゃないか。

だいたい、最初のうちにそう気づく人は少なくない。


しかし、継続できないのだ、人というものは。

だから教室は成り立つわけだが、それはさておき。


眠ってる時以外はずっと喋っているが故に、繰り返し経験値的に将来有望だが、さすがにメールうつ時は黙っているとのことである。

まあ、おしゃべりもたいがいにせい。と言いたくもなるわけだが。