先生、変な人ですね

演劇

平成文盲系にもやさしい簡潔な文章を目指す、本年の石村です。

正直大きな期待もなく、なんとなーく体験レッスンを申し込まれる方もあります。

そういう方は、最初のメールのやりとりで分かります。つまり、会う前からです。

でもこっちは十何年、副業もしないでやってきたプロですから、落としどころは心得ているつもりです。

私の準備は、最近のレッスンを通じて私自身が学んだことの整理だけ。心配は、プレイヤーで再生不能なシングルCDを持ってこられたらどうしよう、ということ。

特に苦手意識の強くない、ある程度自信のある方には、ボイストレーニングの意外な奥深さを想像してもらうことに努めます。勿論、理解力も人により様々ですから、話し方も変えます。

話し方を変えると、表題のような言葉を開始五分で口走る人も出てきます。まあ、最後にお代を千円いただく段で、大盤振る舞いですね、というその人なりの賛辞もついでにいただけたので、まあよしとしましょう。

 
特にこういう方にとって大事なことは、素直さ謙虚さであることを言い忘れないようにしておきました。

が、体験レッスンのあとこちらから必ずお送りするメールへの返信には、早速こちらの助言を退けて、自分のやりたいことを優先する旨ありました。

そりゃあ、しょせん、歌ですもんね。本来誰に指図されてするべきことでもないわけですから。

追加三回体験でどこまで出来るか、楽しみです。

実はいただいた返信の中に気になる単語がありましたので、それに関して、より短い記事を次に書いてみます。やっぱり長くなってしまいました。