声を出すのが恥ずかしい。

様

うたわないコースの小松です。

先日30歳の誕生日を迎えました。
写真は頂いたバースデーカードの表書から。
文通させて頂いている友人から貰ったのですが、
毎度達筆で惚れ惚れします。インクも美しいですね。
 
さて、表書から話を広げまして…
私は悪筆がコンプレックスでパソコンを使うようになってからは
なるべく手書きの文字を人前に晒さぬようにしてきました。
 
講師になって気付いたのですが、
この感覚は体験レッスンに来てくれる方が
声を出すことに対して抱いてきた気持ちに近いようです。

誰かに自分の書いた字を見せるときを考えると

恥ずかしいし申し訳ないし怖い。
心の中は随分慌しく羞恥に悶えて叫んでますし、
一級の自己弁護士としてバリバリ職務を果たしています。
 
もちろん私も最初から自分の声が好きと言う訳では
ありませんでしたが、声を出すこと自体には抵抗が無かったので
あれこれ悩んで体験レッスンに来てくれた方の
緊張した声を聞くにつけ、やはり教室作りは
関係作りからなのだなぁと思い知るのです。