カラオケ上手になるための一つの方策は有効らしい

今年のはじめに、こんな記事を書いておきました。

 

私自身はカラオケ現場に出向くことがないので検証のしようがないのですが、実に素直に試しておられる生徒さんがいます。これは私にとって大変ありがたいことです。

 

結論から言えば、前述記事の方法で、まず間違いないわけです。知らない歌をぎこちなく歌われても、聴いている人は喜ばないものです。例外は、いわゆる圧倒的な声の魅力または人間的魅力がある場合です。

 

そして、こんなことを書いている我が身を振り返ると、若い頃誘われて歌いに行ったことがありました。するとだいたいおずおずと選曲するのは、そこにいる誰も知らない歌ばかりだったことを思い出します。今も昔も少数派の好きな私ですから。そりゃ、誰も喜ばないわけです。声だって酷いもんでしたしね。恥ずかしいから無表情でしたし。

 

というわけで、こっそり実践してみてくれる方を募集しています。

 

え?まずは自分でやれって?

 

そうですね。それもありです。ところが私はこの春からライブ再開をしていますが、毎度マニアすら予測不能の選曲をする有様です。同じ曲を年内に二回と歌わないくらいなので、前述の話とは全くの逆行です。どうしてこんな生きづらい人生なのでしょう。まあ、本来的な意味での音楽好きのお客さんにとってはなんの障害もないのですが。そう言えば来月は、シブイ音楽祭を開催した赤坂グラフィティでも久しぶりに歌いますよ。

 

それでもこの私の性向は、ボイストレーナーとしては、対極の立場だから見えてくる当たり前のこと、を伝えるにはもしかしたらうってつけなのかも知れません。検証は、みなさんにお任せします。