両頬に 指押し込んで 喋れたら 結構な出来 腹式呼吸

両頬に 指押し込んで 喋れたら 結構な出来 腹式呼吸

 


両手を使ってみましょう。どの指でも結構です。ほっぺたに突き立てるように、上顎と下顎の間、つまり上の歯と下の歯の間に押し込むように。

 

不愉快な気持ちになりませんか。なりましょう。喋るに、喋れない。でしょう。そこで、いわゆる腹式呼吸を想像して下さい。お腹の底から息を送り出す感じです。息が出て来ますね。その息に載せるように、ほーっとでも言ってみましょう。言えました?言いにくい人もいるでしょう。でも、確率的には普通に喋るよりもずーっと声に、音に、なります。詳細は省きますが、この音を利用して声にする、言葉にする、ということが出来る状態は、腹式呼吸が発声に活かせている状態です。例えば、日常生活で腹式呼吸を活かしてしまう動作の簡単な例、心の底から笑う、はこんなけったいな姿勢でも出来ましょう。大事なことは、身体に覚えさせてあげること、です。今までと同じ身体の使い方ではせっかく練習方法を習っても、それは身について来ません。まずは目指す状態の簡単な再現が必要と考えています。

 

この練習の弱点は、きもちわるいことです。が、一日のうちに何度か思いついてやってみるだけで、長年しみついた発声の癖を転換させた発声方法を、いつでも身体で体験出来るようになります。


トップページにここ何ヶ月か、日常的にやれるボイストレーニング観点の練習について、ツイッターを利用して七五調で連ねて参りました。もちろん、中には何のことかも分からないものがあったことでしょう。しばらく、その解説の記事を書いて参ります。