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腹から声を出す。の実際

よく指導者が、お腹から声を出しなさい、と言います。喉をふりしぼるような出し方ではく、腹の底から声を出しなさい、と。 確かに、腹式呼吸を活かした発声はまさに、腹から声を出す、という状態に他なりません。言い方として決して間違ってはいません。 私も嫌というほど言われたことがありました。言われた当時は、その意味が全く実感として捉えられませんでした。いや、こっちは充分すぎるほどお腹力入れてるし、何がいけないの?と。でも、さすがに今はわかります。 最近日、こんな声があがりました。 お腹を意識して、お腹から気持ちよく声を出せているという状態がどれだか分からない、と。再現できないと。 また、なんとなくそうなのかなこれなのかな、と思える瞬間は、お腹に意識をおかずに何の気なし、の時とか、先生に変な格好やらされている時くらい。 だと。 変な格好とは詳細は割愛しますが、簡単に言えば、およそ声を出すために必要とは思えないような、例えば人前で歌を歌う時にはあり得ない姿勢、のことです。 これはとてもいい質問でした。というのも、他の教室で何年も習ってきたという方の中にも、確かに腹式呼吸はよくやってきたけれども、それを発声に活かせていない例つまりは、腹から声は出ていないという例はとても多いのが、この道十六年の実感です。 一体どういうことでしょうか。 よく言われるように、犬や猫と赤ん坊は腹式呼吸を活かしている好例です。小さな身体で、妙に声は響きます。私たちと何が違うのでしょうか。 上体です。腹より上です。 すなわち、腹から声が出ている状態とは実は、腹より上が呼吸の邪魔をしていない状態のことです。呼吸の邪魔をしていない状態とは、声を出そう息を吐こうとして、もしくは姿勢を支えるために、無駄な力みがないということです。 腹から声を出しなさいとはつまり、腹より上のちからを抜きなさいという大事な要素を省略した言い方なのです。 犬猫赤ん坊、ともに上体を立ててはいませんし、だいの大人が生真面目に物事に取り組んだ時の、眉間に皺が出来るようなりきみとは無縁でしょう。 ところが、このりきみというもの、案外自覚し難いのです。これを書き始めるとまた更に長くなるので、ここまでにしておきましょう。どの本を読んでもどのサイトを読んでも、同じことが書いてあるはずですが、たいてい軽視されがちなものです。 なぜかといえば、誰がやっても即出来るもの、ではないからです。 が、この理屈仕組みがイメージ出来ただけで、即結びつけられる人もありましょう。やっばり理屈も大切です。

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