シブイ楽芸会(しぶいがくげいかい)、と名付けています。毎度すみません。へんな名前で。
かつてここに記したことがあったかどうかも忘れてしまいましたが実は、シブイ音楽祭という大掛かりなイベントはお休みして、しばらくはシブイ楽芸会と称して、小ぶりな会員限定発表会をたまに催しています。
会員限定の理由は単純に、席数30ほどのライブハウス四谷コタンを利用しているからです。(ちなみに体験レッスン受講の皆さんにはどうぞいらっしゃいとお声はかけさせていただいています。今回もどうぞ。)出場者だけで、ほぼ満杯です。カラオケは使いません。今更書くことでもありませんが。伴奏はいまやわたし独りではない講師陣が担います。シンプルに、ピアノか、ギターか。当然のこと、声はよく聞こえます。発表会としては理想的です。無論、譜面を作ったりするのは6人バンドで行うのと同様に純粋時間外労働になりますから骨ではありますが、こういった機会はやっぱり楽しいものです。
当然のこと、みなさん緊張感の中で声を放つという経験によって得られるものは、確かにあります。いや、おおいにあります。と言って過言ではありません。
ああ、この人なんか、みんなの前で歌う機会があったら、意識が変わるだろうになあ。
まだ自信のない今こそ歌っておけば、今後ののびしろを楽しみながら通えるのになあ。
他でもないシブイの発表会ならば、ゼロの自信が1でも5でも10にでもなるのになあ。
と、思わされる不参加の会員さん(いまや人数的にはそちらの方が圧倒的に多いのですが)を除いて、一度参加された方が次回参加を希望される程度には、有意義な企画だと思っています。何より、思いのほか楽しいものなのです。
先日水道橋教室で、水道橋会員の歌う予定の曲を春奈さん、世古さん両名とともに確認していたのですが、事務的な話だけをするつもりが、なぜか私自身が随分演奏で楽しんでしまいました。そりゃそうですよね。私は私が好きな人だけをスタッフとして集めているのですもの。今回は小浜田さんという方が講師に加わっています。なんと、気がつけば誰より私が楽しみな機会になってしまっています。いいのか。それで。
近日22日、春以来の開催の運びです。次回は夏にはやろうねと言っていたのに、夏は私が急に教室移転などおっぱじめたものですから、早くも晩秋です。お詫びに、新年会のタイミングでまた開催できたらいいなと考えています。やると言ったらやるのです。ついて来られる人だけでも、ついていらっしゃい。ませ。