九回と数え終えたら次十回

第九回、と言いつつ、発表会、音楽祭、楽芸会と名前を変えながらの第九回ですが。

 

第九回シブイ楽芸会、無事に終了いたしました。期待以上のたくさんのご来場、ありがとうございました。赤坂グラフィティ、満杯御礼な様子でした。だって、あんなにトイレに行列が出来るのですものね。

 

おかしな順序だとは思いますが、まずは、赤坂グラフィティスタッフの皆様、ありがとうございました。だって、挨拶代わりに最後にうたった私まで数えたら合計29人ですか。おまけに、楽芸会が学芸会にかけていることが象徴するように、さまざまな演し物があるわけですもの。歌うだけじゃないよ。思えば踊るなんてかわいいものです。朗読はあるし絶叫はあるしコールアンドレスポンスに挙句は無伴奏えかきうた実演。大変お世話になりました。

 

バンドと言えるほどでないものの、講師陣は弾き語りの形でライブを重ねている者たちですから、3人合わせて音を出せば、近年では最も音量のある伴奏になって、ちょっとだけ豪華めになんとか仕立てました。曲によっては不備があったりして猛省中ではあります。が、概ね愉快に進行できました。

 

司会には今月から講師を担うなかむらのぞみを立てました。過去のシブイイベントに参加をしたことのないまま、いきなり司会、というわけです。おそらく想像外の演し物の連続であったことでしょうが、見事にこなしてスマートな進行が出来て、ホッとしています。なにぶん近年は内輪イベントに終始していましたし、代表の私自身は常時あまりにも緊張感のない喋りをしてしまうので、お客さまを迎えるためには必要と思うのでした。

 

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あまりにも盛況なところへ時間に追われるようなプログラムで、いつものようにステージから写真を撮るのを忘れてしまいました。しかし、ステージ側から見えるお客さまがたの、八割は本物とみられる笑顔の数々と相対して、出場参加した会員のみなさんそれぞれに、意味あるお楽しみになったんじゃないかと信じています。

 

いつもこんな時に引き合いに出してしまい申し訳ないのですが、シブイ設立以前からの長いおつき合いの、絵描きのツッキー様はまた、新しい可能性と、歌の根源的な意味を思い出させてくれました。無伴奏、リズムも音程も自由(自由とはこんな風に使える言葉なのでした)。ただ、伝えるべき言葉だけをしっかりと発声する。これだけで、会場の気持ちはまとまるのですね。なかなか真似の出来ることではありませんが、今後もまた開催されるだろう楽芸会出場の皆さんには、ヒントになると思うのです。

 

ただ、やりたいことをやってみる。の中に、やりたいことを通じて誰かの笑顔を作り出す目的を混ぜ込む、これが大人の学芸会だと思うのです。

 

出場しない会員の皆様だけでなく、今は通っていない会員の方までお集まりいただき、まことにありがとうございました。全員とお話したかったのですが、それがかなわず残念です。

みなさんは次を期待してくれるでしょうか。