久しぶりに、声を載せてみる

昨年は、こちらのサイト内に折々載せていた皆さんの声を、きれいにまとめてくださった方があったのですが、そのサイトが消滅してしまい、現在は会員の皆さんに直接書いていただく形で、このようになっています

 

また、メールでいただいたものをそのまま無編集で載せる、ということをして参りました。それに準じてコピペしてみましょう。初対面の時の私の様子が客観的に綴られているという点で、実に興味深いです。

以下、完全コピペです。


去年秋から思ってきた

「この先生の体験を受けたい」の希望が、先月叶いました。

 

何度サイトを見ても、混み合っているようでしたので

その度に諦め、仕方なく他のお教室のサイトもいくつか見たのですが

サイトから「営業意識」が沢山伝わってきてしまい、お腹がいっぱいになってしまいPCを閉じる日々でした。

 

石村先生のご姿勢は、私の本能が「OK」を出す安心感がありました。

 

そんな中、奇跡的なタイミングで石村先生の体験レッスンを受けることが出来ました。

 

初めてお会いした先生は「歌うようにしゃべっている」かたでした。

たぶん、初めて会うかたは少し驚くと思いますが、それがとてもよい発声の日常訓練であるのが、後で分かりました。

 

その時、待合の場でご一緒した女性の生徒さんが

3人の会話の中で「炭水化物が好き」とお話しした瞬間に

先生が「炭水化物が好き・・かぁ。書いておこう」とつぶやき

私の目の前で大きく腕を伸ばし、テーブルの端に置いてあったメモ 用紙に筆ペンで「炭水化物が好き」と書いたのでした。

私は「うわぁ、この先生面白い!」と内心ワクワクしてしまいました。

 

声を大事になさるかたは、日本語のフレーズのストックをしますよね。

 

また、廊下の片隅の机上には、常に半紙が敷かれておりました。

すずりには墨汁ではなく、きちんと墨がすってありました。

筆が置いてあり、合間合間にいつでも書けるようになっておりました。

 

そして、先生のおなかはぺったんこでした!!

教えてくださる立場の先生ですので、当たり前のことですが

やはり、腹式呼吸の日常訓練がなされているかたと拝見・感心しました。

 

さて、前置きが長くなり ましたが、私はそうした部分に大変響きます。

生活の様々なシーンに、ボイスやお歌や言葉や静寂なる心を大事にされていることが伝わって参りました。

 

そして肝心な体験レッスンは、会話や表情や発声や歌声で、驚くほどの短い瞬間に「そのかたの状態」を把握されます。

そして、的確な改善方法を示唆してくださいます。

 

それがあまりにもさりげなくて、そして自然なので、こちらがどんどん素直になってしまいます。

 

私はかなり前にボイスレッスンを受けたことがありましたが、マニュアルにそっての、いわば「がんばらせるレッスン」でした。

もっと息を吸って、もっと大きな声、もっと前に、もっともっと・・と強い力で引 き上げてもらいましたが、どうしても力が入ってしまうのですね。

力が入ってがんばりきっている状態で「はぃ力を抜いて~」と言われても、何かが無理なのを感じていました。

どこかの理論が矛盾しているような・・、そう言われても、がんばっているものですから体がついていかなくて、結果、大量の体力を消耗するレッスンでした。

 

だから、私の本能がOKを出す先生を探していたのです。

先生は、力を抜かせて発声させることが、あまりにも自然なのでした。

それは、先生の本来のタイプ(ご性格)がそうであり、また、その極みの領域に達していらっしゃるからなのでしょうね。

 

・自分の喉を酷使しない発声やお歌を。

・聞く 側が気持ちよく聞ける発声やお歌を。

 

そのフレーズが、私の胸に響きまくりましての体験レッスンでした。

 

私はその日のうちに入会を希望しました。

(先生は拍子抜けしちゃうくらい、自ら入会を勧めませんでした。これも本能の予想通り・笑)

 

そして、お忙しいスケジュールの中お願いし、翌月から1か月に2回のペースでレッスンが始まりました。

 

納得しましたので、自宅でもまじめにレッスンをしています。

 

くり返し練習していると、体が覚えていくのが分かります。

 

思えば、人間の体は反復練習によって変わることが出来る単純な作りなのかもしれません。

 

コツコツ 参ります。

 

これからもよろしくお願いします。