なぜ、ローズ清水だったのか

赤坂グラフィティでのイベントも十回を重ねたので、ひとつのお話を書くべき時がきたと思われます。いや、単にキリがいいというだけですが。

 

第三回くらいからでしたでしょうか。会員でもない、ローズ清水と名乗る男性か出場していました。十回のうち実は大半、出ています。第八回あたりでは、司会まで担ってくれました。毎度ご覧の皆さんや、会員暦の長い人にはお馴染みの人です。

 

さりげなく書きましたが、非会員です。かつて体験レッスンは一度受けに来ましたが、今もって入会した形跡はありません。そしてその素性は、第五回に司会を担ったものまね芸人ともまた違う、勤続25年を超える立派な会社員さんです。

 

私の数少ないコネで、お願いして出てもらって来ました。わずかな持ち時間を、楽しく客席にみせることが好きな人であり、その点について好きだからこそ常に研鑽を怠らない人です。ほかの出場者の皆さんの参考になりますし、イベント構成上は大いなるアクセントになります。少なからず皆さんに、おとなの楽芸会と銘打つイベントの楽しみ方のヒントを提供し続けてくれたし、影響を受けた方もありましょう。そう、なりたい自分になりな、です。

 

あの人何者だろうと思われた方は、多いと思います。ほんの束の間我々を笑わせて、あとは静かにおとなしく過ごしています。

普段は地味なひとと聞いています。真面目な会社員の肩書きを持ちながら、他にやってみたかったあんなこともできる。という、素敵な例です。

シブイのステージでは、みなさんに、なりたい自分、なりたかった自分、をやって欲しいのです。

そんな素敵なお手本になったらいいな、と思って、ローズ清水さんには毎度、身分を隠して出場して貰ってきました。

ネタだから、上手になどならなくてもいいやと思っていましたが、折々少しずつたまに教えているうちに、随分歌えるようにもなってきてしまったのですが。

 

 

数少ないコネと書きました。ご存知の方も増えてきてはいると思います。彼は、普段赤坂グラフィティに出演しているのです。

 

なるほどそりゃ慣れてますもの。彼への出演オファーはとても簡単です。

  1. この日、都合あいてますか?
  2. 曲はこれ、お願いします。

とだけ、伝えて完了です。実際、こちらは伴奏の準備をしておき、当日あの場では主催者の私とでなく、お店のスタッフと直接打ち合わせをしているくらいですもの。

 

 

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来週末九月十六日金曜日、赤坂グラフィティではワンマンライブが行われます。彼の相方こそが、シブイの弾き語りコースでギターを教え、イベントでギターを弾くようになった世古武志です。

という関係をシブイオンガクスタヂオは、十年かけて作ってきました。

おかげで私はここのところ毎度、無料ご招待いただいています。

 

シブイの皆さん、赤坂グラフィティの正しい楽しみ方を教わるために、一緒に観覧してみませんか。

ただし前売り予約しないと、思いの外、値段高いよ。でもそれだけの準備は必ずする人たちさ。

 

 

別にたいそうな、何かにならねばならないのでは、ないんだ。

なりたい自分になってみるんだ。それだけでいいんだ。

ということを、SELLPICOは教えてくれました。

 

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