出場のみんな、せめて一人がひとりずつお客さんを呼んでくれよん。じゃないと、広い会場を持て余してしまうんだよ。それは結構みんなもさあ、萎えるもんなんだよ。
と、切実ながらも毒づくような姿勢で言い張り続けて来た私ですが、蓋を開けたら、随分とまあ人人人の飲み物行列トイレ行列の出来るありさま。シブイオンガクスタヂオに移籍して来た赤坂グラフィティ元マネージャーのクボフミトの采配もあってか、危惧された大赤字開催も免れました。
みなさん、どうもありがとうございました。
とっくの昔に、発表会で儲けようという意図は諦めています。でもだからこそ、出来るだけたくさんの人が、ほんのひと抱えでもよろこびを持ち帰って貰えたら、発表会とは名ばかりのエンタテインメントという大逆転劇になるわけで、いつでもそこを目指しています。実際、ありあわせのピース(歌う人も伴奏する人も含めた人材、選曲、タイミング)をいかに組み合わせるか、という面白さが、企画側にはあるわけです。ま、そんなものは、自己満足で充分ですけれども。
個人的には、初めてのみなさんもたくさん参加されたし、過去の出場者のみなさんも、未出場のみなさんも会場にいましたし、決して現在時点、尻すぼみのイベントではないのだなという実感がありました。会場に配布した読み物にも記しましたとおり、こういう機会の創出は、責務とは言わずとも、今後もできるならやっとけよお前、と自分にはっぱをかけて参りたいと思います。
会場に来られた大勢の非会員のみなさまも、いずれ私たちと一緒に、音楽しましょう。シブイオンガクスタヂオ、その名の通り、決して万人ウケしませんから。ご安心を。(ご安心いただける方にとってよければ、それでいいのです。)
写真はあろうことか、昨日お昼の赤坂グラフィティの模様ではなく、次回開催の場所に昨夜潜伏して撮って来たものです。