もう一度あいたい

 今朝

電車に乗っていたら、ひとつ席が空いた。

右手後方からこそこそーっと走り寄って席を奪ったのは20代とおぼしき男性白ワイシャツ。

 

「最近は、若者も常に席を狙っているんだなあ」

と、いつもの感慨にふけっていたら、

その彼が鏡を出して自分の顔を奇妙な角度で見ている。

 

と、その膝の上には、ポポポポーチ。

 

当然その後、見るとはなしに、見続けてしまった。

 

彼がいぢくっていた箇所

眉毛、睫毛、唇、頬。それから勿論、髪。

 

お化粧だよ。それは。お化粧だよ。

あまりの念の入り様に、批判的感想は消し飛んでしまった。

 

ほんの少しだけ、話がしてみたい。

明日また、同じ時間の電車に、乗ってみるか。

 

 

なんていう日記ばかりでなく、今、カテゴリ追加を企てています。まじめなはなしをしようじゃないか。ここはお教室だったんだっけ。ね。