ウタノカタチ。

今更昨年末の話で恐縮なんですが。

 

あまり普段からテレビは観ないほうなんですが、割と毎年紅白歌合戦は楽しみに観ております。
なんだかんだ言ってやっぱ日本で一番お金かかってる番組だと思うし、実力のある歌手(アーティスト、ではなくあえてこう言いたい)がたくさん観れますし。

何気に毎回NHKなりに「最先端」を取り入れようとしてんのも嫌いじゃない。

以前あって感動したのは「AI美空ひばり」はすごかったなあ。

さて、そんな中昨年の紅白での最先端はアニメ「ワンピース」のキャラクター「ウタ」の登場だったのではないでしょうか?

CGによるアニメキャラクターが歌い踊るのは、今や珍しくもなんともなくなってきたなあ、と思います。

が、なーんかあのCGキャラクターの動きにリアリティがないのですよ。いや、すごい技術だとは思うんだけども。

多分、人間の動きをモーションキャプチャでトレースしてるんだけど、歌うときの重心の落とし方とか、ハイトーンの発声時の身体の動きとか、その辺シミュレートすればいいのになあ、、、なんだかフィギュアがコキコキよく動いてるな、としか見えない。とっても残念。と思った次第。

よくレッスン中にみなさんに、鏡を見て自分がかっこよく歌えてるかどうか?を尋ねることがあります。かっこよく歌って見える時はやはり重心や身体のバランスもいいんですね。当然それは声にも現れます。

動きや見た目、歌にめちゃくちゃ重要なので、時々は鏡みて「よし!かっこいい!」と確認してみましょう〜。

神保町教室担当 クボフミト