
第七回シブイ音楽祭参加意向をヒアリング中
私はもういいかも
と、言われる。
確かに。
彼女にとって、シブイ音楽祭出演参加の意味は、薄れたかも知れない。
なるほど。
ならば、彼女にとってのシブイ音楽祭の役目は終わりかも。
微力ながら、毎回準備期間中は彼女の生活に彩りと張りを齎すことが出来、またそこから、生きていく姿勢を保つ背骨強化になったに違いないと思ったら、また涙が出てしまった。
そう思うことに決めた。卒業の形のひとつとしては美しすぎだが、シブイは美しいのである。