ケース稀

板

 昨夜、電話で体験レッスンを受け付けた。

受話器を耳からはなしてもうるさい調子。学生だと自称されるが、十代の声ではない。ついでにいえば、北方訛りが聞き取れた。


早速本日、体験レッスン。


いや?喉の張りが強く、やはりうるさい。

一緒にうたう。
「先生のように歌うにはどうしたらいいんですか」

そこで丁寧に、発声の成り立ちから説明をしていたところ、かつてアナウンス習った経験をおっしゃる。



なるほど。

そういうわけか。

そして実は



「声に圧力があって、敬遠されてしまう。もっとやさしく、先生の様に話せるようになりたい」

という本来の目的を吐露。



いやあ、ありそうでなかなかないケース、に出会えましたよ。


理屈をお教えしたら、出来るんですねえこれが。ただし三分しか保たないそうで。


日常での癖のとりかたをお教えして、終了。

次来るときはご入会と約束。


想定はしていても、なかなかないケースなのでした。絶対に改められるので、是非来てくださいませね。



写真は、昨日の続き。一度に三枚を運ぶのが限界。

壁一面作るのに、16枚必要。それだけで六往復。随分昇降したなあ去年の三月は。