習いはじめのその時に


レッスンカリキュラム
なんてものは作りません。

体験レッスンに訪れる人は
さまざまな動機、事情、を
持っているのは当然のこと。

何より、得意不得意勘違い、
思い違いに気後れしすぎ、
自信過剰に頭でっかち、
そこへ器用不器用洒落無様、
おっとりさんやせっかちさん、
絶対音感に対して無音感、
おおらかな人に完全主義さんと、
一人っ子から長女まで、
当然年齢により違うもの、
運動不足だった人やなった人、
見栄をはったりはりたかったり、
挙げるのも馬鹿馬鹿しいほどで。

レッスンカリキュラム
なんてものは無数になります。

だから最初のうちは、
何のためにこんな練習をするのか、
というお話が中心になります。

それが分かっていないと、
いかに繰り返しても、
結果を求める人には遠回りになるからです。最初は結果を求めるものでしょう。

習いはじめのその時に、
集中力のあるうちに、
大事なことを言ってます。
そして、
その人が日常生活で取り入れ易いことを、提示します。

電話取次ぎの多い人には、
一日の中で、
電話を受けた時だけは、
落ち着いて息をよく吸って、
話すようにと言いました。

この人はどれくらい、
やれるタイプかしらと、
はかってもいるのです。