昨日のお話です。
声を出していると、どんどん息苦しくなってくる。歌でいうと、出だしは良いのに二番後半からどんどん声が出しにくくなって行く、という方。ありました。
呼吸の仕方、その際の注意点、心の持ち方など、要因は実は複数あるのですが、一点注意をしました。
呼吸の仕方のチェックに余念がないようだけれど、息の出口である口腔内はどうなってる?鏡見ながら、注意してみよう。
息の吸い方、吸う量、その際の重心など、随分気にしているみたいだけれど、それ、見た目にも閉じてるよね。吸ったけど吐けていない気がしないかい?
せっかくの呼吸が活きていなかったことが納得いただけました。つまり、それだけで声が出にくくなって行くなんてことはなくなったのです。いろんな言い方が人それぞれに嵌るのですが、ある人はこう言いました。
口を閉じなければ良いんですね
はい。大変極端ですが、それで分かるならそれで覚えておきましょう。念のために付け加えておきますが、口閉じないと発音出来ない音はいっぱいありますからね。