営業電話を断る


こうやって、ホームページを開設して堂々と電話番号を掲げていると、いわゆる営業の電話がかかって来ます。
 
ということは、シブイオンガクスタヂオも一介の企業と目されることもあるということでしょうか。ひとつも嬉しくはありませんが。
 
だって私、断らないのですもの。
 
シブイオンガクスタヂオが成立しているのは、こうした営業電話も断らない姿勢のまま、生徒さんをほぼお断りしないから、という見方が出来ます。
 
お客さんを断わるなんて、あり得ないと思われるムキもありましょう。でも、中にはツケ払いを要求する生徒さん、値切る生徒さん、自己都合欠席分を支払わない生徒さん、なんていうひどい子たちから、来るか来ないか当日当時まで分からない精神疾患系統の生徒さんたち。一ヶ月休む、二ヶ月休む、半年休む、と平気で言い出す生徒さんたち(休んでいる間にほぼ皆、呼吸は忘れます。それが勿体ないんだといつも言うのですが。)、いるんです。
 
本当によく成り立ってきたものです。
 
やはり、来るものは拒まず去る者追わず、の一貫姿勢の為せる業でしょう。
 
営業職のみなさんは、こっちはお金ないよって言ってるのに食らいついて来ます。素晴らしいガッツです。しかも、お金を払ったら最後、顔も見せないのが普通です。そしてだいたいは、最初と話が違うってオチです。売った者勝ちとはよく言ったもので、つまり私は負け続けているようなものです。つくづくこの社会はそういう思想に支配されているなあと思います。
 
いやいや本当によく成り立って来たものです。粘り強さもシブイの側面でしょう。教室が粘り強くても、別に得をする人はいなさそうですが。
 
ところが私、近頃あんまり酷いやり口が続くので、飯田橋教室の電話線を引っこ抜きました。粘りが悪くなりましたでしょうか。
 
実録 訪問営業を断るシリーズへと、つづく。