私を社長と呼ばないで

はい。ボイストレーニングに関する記事は正直申し上げて書き疲れてしまうほど書いて来たしわ寄せで、

 

もっと関係ない、楽しい話を書きたい

 

という欲求に負けてしまっています。恐縮です。まじめなお話はカテゴリー分けしてございますので、そちらをご覧下さい。

 

私は社長ではありません。シブイオンガクスタヂオ代表を名乗っています。これが事実です。

 

ところが、レッスンのお問い合わせ以外でかかってくる電話の主のほとんどは、社長と呼んできます。(あとは他に、担当の方、という言い方もあります。)しかも、初めてなのにも関わらず、私とは面識があるような口ぶりで代表電話に掛けて来ます。失礼この上ない話です。私と面識があるならば、私が、社長と呼ばれることや、先生と呼ばれることが大嫌いな人種であることは自明の筈です。

 

いやいや、それならまだ良い方、ということも出来ます。ホームページを見て電話をかけて来たのに、そちら場所はどちらでしょうか、とか、担当の方のお名前は?、とか、社長様のお名前は?、とか、尋ねて来るわけです。電話口での話相手の名前も忘れるような人は、電話営業などしてはなりませんね。大人であるがために、挨拶も出来ない高校生未満、という評価をしてしまいます。

 

あ。私の中で大変好印象な方がありました。それは、昨日までは社名とお名前まで確かに覚えていたのに今思い出せないのですが、とある広告会社の女性です。大変、耳に優しいお声と適切な言葉遣いは心地よ過ぎて目を閉じてしまうほどで、思わず私は断腸の思いでお断りする度に、また、お電話ください、と言ってしまっています。嬉しいことに実際、三度、かかって来ています。どうしよう。今まさに、かけて来ていたら。と思うと、抜いた電話線を元に戻したくなる心境です。

 

声って、大事ですね。(まとめたつもりはございません。)