録音したものは聞くもの。

 うたわないコースの小松です。9月になりましたね。

夏らしい事をしたかと聞くのは野暮かもしれませんが
毎日暑い暑い言って過ごすだけでも十分夏らしいことかもしれません。
 
 
さて、レッスン中に生徒さんの朗読を録音することがあります。
録音したデータはメールで差し上げています。
レッスンの最後に「じゃあ、録音したデータ送りますねー」と言うと
大抵の生徒さんが「ありがとうございますー。」と返してくれますが、
何とまぁその表情の微妙なこと。
 
(苦行に耐えます…はい。)
 
と言う感じです。
 
自分の声を録音して聞くのは、慣れないうちは確かに苦痛でしょう。
こんな声じゃ無いし!と録音機材に文句を言いたくなる気持ちもわかります。
でも、録音した声を人に聞かせればわかるように、多少の違いはあれど
それは紛れも無く自分の声なのです。聞けば自分を知る事ができる
大変便利な教材となります。
 
自分の声にコンプレックスを持っているのに、
自分の声を知らないと言うのはとんだ矛盾だとは思いませんか。