返信たより十月九日

石村吹雪さま

こんにちは。ご連絡が遅くなってしまいました。前回のレッスンでの気付きについて…なのですが、誠に勝手ながら今週はお休みさせていただきます(´Д` )
 

はいはい。毎回ありがとう。
いいんだよ。いつもいつも、強いているわけもないのですから。


気付きのメールというものは、なるべく早く、少なくともその日のうちに、感動冷めやらぬ最中に作成しなければいけないものですね。
端的に申しますと、土曜日のレッスンの感覚をもはや思い出せません。。

なんということでしょうか。土日月火水。確かに、数日経ていますね。忘れましたか。でも、そういうものかもしれません。
これは、私にも身におぼえがありますもの。しかも、もっと短い時間で。私がボイストレーニングの体験レッスンというものに初めて行ったのは、96年九月頃でしたか。今までに経験したことのない発声を体験して、興奮気味で帰宅して、即、同じことをやろうとしても、全く出来なかったあのショック。忘れられません。


ただ、前回のレッスンは今までで一番楽しかったのです。やはり、自棄心が効いたのでしょうか。たまに大爆笑するとびっくりするくらい大きな声でハハハと笑えたりしますが、あのような爽快感?を感じました。…うーん、水曜日ともなると、土曜日の感動を上手く表現できません。汗

 
あなたにはもしかしたら、爆笑が足りないのかもしれませんね。しかし、その相似性に気づけたことは大変有意義でしょう。気持ちのいい発声は、爆笑に近い爽快感があると言っても過言ではありません。イイヨー。



今週は、なるべく早くレッスン後のメールをお送りしますね。
自棄心と、考えすぎないこと、この2つは今週も実践したいです。難しい顔で、うんうん考えながらレッスンを受けるよりもずっと楽しいな、と思ったので。

 
その通りです。だから努めて私は、楽しい人間を演じているのです。しかしその中でも実は二通り方針を持って進めています。頭で理解するのが得意で、理屈で安心出来る人には理屈から。何も考えなくても前へ進める人には、何も考えないままに知らないうちに積み重なるように、と。


いつも楽しいレッスンをありがとうございます。
私は過去に、「つまんなそうな顔してる子だな?と思った」と第一印象を評されたことがある強者なので、レッスン中もそのような顔をしているのかもしれませんが、実際はとても楽しんでいます。


良かったです。確かに、とても楽しんでい るようにはお見受けしませんね。でも、ここにはそのように、顔に出すのが苦手な人はよくよくやって来ます。
例えば今やうたわないコースの講師の小松アキが初めて体験レッスンに来たときは、あまりにも笑わなかったので、ほとんど怒って帰ったのではないかと悲しく思ったものでした。実際は違っていたようです。


余談ですが、最近、『増産』のメロディーが頭から離れません。
 

とても良いことです。歌ってくださっても結構ですことよ。


それでは今週末も、宜しくお願いいたします。

 
はい。教訓として、やったことを忘れないようにメモしておくのは、どの場面でも大事です。まだお若いので癖つけておくといいと思います。

そして、手を替え品を替えここでは如何に反復練習が多いことかと、気づく時が来るでしょう。