結局は体調管理にいきつく話

東京地方も気温の移り変わりが激しく、体調を崩されている方が年末からこちら、続出しています。

 

実は今日などは朝からずーっとこの時間までみんなお休みになってしまいました。恐ろしいことですね。

 

渋井銀三郎会長の名を借りて、私はこのように説いています。

 

声の制御は息の制御

息の制御は身体の制御

身体の制御は心の制御

などと。では、心の制御はどうしたらいいのでしょうか。

答えは皆さんそれぞれが思い浮かべてください。

 

皆さんおっしゃいます。いろんなことを。

 

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歌唱力をあげたい。歌が上手いと言われたい。

声が小さいと言われる。喉がすぐに疲れてしまう。

俳優ですけど声優ですけど発声の基本を教わっていません。

 

誰もが簡単に想像がつくことでしょう。

声は出さなければ出なくなる。

現役を退いた歌手が久しぶりにテレビに引っ張り出されてその衰えを嘆かれたりすることは、寿命が延びたぶん、ケースも増えました。ただし、もちろんその逆も然り。

 

声は出していないと、出せるようにならないです。

常時です。毎日です。でもなかなか一般の方はその環境に恵まれないのが現実です。

でも、声は出していないと、出せるようにはならないのです。

自分を変えていこうと思ったら、変わった先の自分を思い描いて声を出すべきなのです。

 

だから最低限、常々チャンスをうかがって声を出すべきなのです。

 

ところが風邪をひいて喉がいたかったら、出せませんね。出す気も失せる。そんな心になる。

これは自ら、自分を変えていくチャンスを潰しているようなものであり、

更に言えば現実、周囲の人にも迷惑をかけることになります。

 

もちろん病気に罹ってしまうのは、いくらかは仕方のないことでしょう。

誰かのせいにもできる場合もありましょう。

 

でも、常時全てがそうではありません。

 

心がけ次第で、なんとかなる確率が上がることくらいは、想像に易いと思います。

 

声を作ろう変えよう鍛えようと思ったら、常に出せる状態を作るのが、個々人の努力できることです。

 

少なくとも風邪をひかないようにする、ということを私は実践しています。

 

年に何度かやられることはありますが、少なくとも意識を持って暮らしているうちは、本当に大丈夫なものです。そして、日々鍛練です。それしかないのです。もともと持っていない人にとっては、何かを得ようとしたら、それしかないのですよね。

 

皆さん、おだいじにー。