その衝動を抑えるな!の巻。

こんにちは。四谷&飯田橋担当のクボです。

 

ここ数日花粉の飛散量が多く、目が痒くて仕方ないので思い切って2,000円する目薬買ってみました。いやー、勇気いるわ、目薬に2,000円。でもね、効き目全然違うよ!値段分の価値はあるもんだね。

 

 

さて、日々レッスンの中でいろんな方々にいろんな曲を歌ってもらっております。

 

そんな中で割と多くの方に共通する、あるあるな問題を今回はご紹介しましょう。

 

 

題して「Aメロ、落ちサビ抑えすぎ問題」。

 

「Aメロ」というのは歌い出しです。そして「落ちサビ」というのは、よく2コーラス目が終わって間奏後なんかに「サビのメロディなんだけど、伴奏はなんだか静か目」になるアノ部分ですね。無論、曲によっては落ちサビがない曲もあります。

 

一般的に声量をしっかり求められるサビに対して、ややおとなしめに歌うパターンが多い部分ではありますが、ここですっかり声を抑えすぎてしまい、音程が取りにくい、声が出しづらい(もはやこれは本末転倒ですな)なんてことはないでしょうか?

 

確かに原曲の音源を聴くと、そのように歌ってるように聴こえる曲もあります。

 

 

ところが、僕の経験上、いろんなプロのボーカリストのライブやリハーサルを観てきましたが、抑えて歌っているように見える箇所も、生で観るとしっかり発声してガッツリ歌っているのです(至極当然ですがw)。

 

特にAメロ歌い出しなんてのはボーカリストにとっては、その曲を聴いてもらえるかどうかキワッキワの最重要ポイントなのです。

 

そして「落ちサビ」は伴奏を「落とす」ことでボーカルの存在感や楽曲のテーマを改めてリスナーに提示する重要な部分でもあります。

 

そんな大事なとこで声を抑えちゃあもったいない!

じゃ、サビとの落差はどうすんのよ??とお思いでしょうが、、、サビはもっと歌えばいいんじゃない??大丈夫、出だしからガツっと行けば自然に声は出てきますよ。

 

 

その辺り、皆さんもできるだけプロのボーカリストのライブを直接観る機会をどんどん作ってみることをお勧めします。百聞は一見(一聴?)にしかず、一目瞭然ですから。

 

なんといっても声や音とは「空気振動」です。家にいてもいろんな音楽を聴くことはできますが、生歌はマイクやスピーカーを使っていても、CDやYoutubeで聴くのとは得るものがあまりに違います。聴く、っていうより「体感」ですかね。

 

僕自身、存在や曲はしってたけど、生で歌ってるのをみて大好きになったボーカリストもたくさんいます。

 

 

で、ぜひいいライブを観たら、どうやったらアレを再現できるか??を研究してみましょう。必ず飛躍的に上達しますから。

 

 

 

四谷・飯田橋歌うコース担当 クボフミト 

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