リズムトレーニング講師の三輪です。
今日は、私の本業であるドラムについて。
今年に入ってからとある新しい奏法に取り組んでいました。スティックの持ち方のことなのですが、
レギュラーグリップという持ち方。昔から多少の練習はしてきましたが、ライブで使えるほどのものではなく、憧れをもっているだけでした。
正直、普通に持てば事足りるし、左右揃った持ち方のほうが音色揃うし…いろいろ言い訳つけて避けてきました。笑
ですが、「プロフェッショナルが要求に応えられないのはダメ、質問に答えられないのはダメ」と常々思っており、レギュラーグリップを演奏で要求されることなどまずありませんが、できないこと、知らないこと、はクリアしていかないといけないと思ってここまでやってきました。
この考え方でいけば「まだまだダメですね」なのですが(汗)、そうやってまた一個ずつ足りないものを自分の引き出しに入れていくモチベーションが湧いていることが嬉しい。
できないこと、やりたいことがたくさんあるはずなのに取り組むエネルギーがない…みたいな気分になったことは何度もあります。ヘタしたら明日もうなってるかもしれない。笑
他人から見ると、ずっとモチベーションを上げたまま長年やってるように見えるのは、成果の積み重ねで判断されると思います。でも、自分自身の成果の積み重ねはよく見えない。自分の全体を見ようとしている時はむしろモチベーションが低く、自分を励ましている時かと。
それがあってはならないわけではなく、周りから見て大きなことは自分にとってすごく小刻みに大きな波となって日々動いているのだなと。
でもいまは、単純にレギュラーグリップが使い物になるくらいの成果を喜んでいる…というブログでした。笑