一度は通ってみたい音楽教室特集で紹介されました

当教室の電話応対事情について

こうしてサイトを公開して営業をしていると、いろいろな業者さんからの問い合わせがあります。当然のこと、電話番号を公開しています。こうすると、実にいろいろなところから電話がかかってきます。

それは当然のことですけれども、開業当初より今に至るまで、事務員受付電話応対のスタッフなどがいるわけではありません。いつだって相場平均未満の価格設定をしてきましたのは、門戸を広げるためでした。事務員の時給や広告費や飲み会の飲食費を確保するためではありません。

発声ひとつで生活が変わる、ということを図らずも体験してきた私が社会貢献するために必要なのは、ボイストレーニングにおける高い音楽性などではなく、発声という当たり前に近い運動の及ぼす影響の汎用性を伝えることでした。

なんてことを開業以来十八年、書き続けてきました。おそらく、そりゃあユニークなことでしょう。

話を戻します。

かかってくる電話にいちいち出ていると、レッスンができないのです。だからいっとき、電話線を物理的に抜いていました。

抜いている期間は、ほんの気まぐれに差しておいては電話に出ました。(それくらい電話って、多いのです。)おかげでこれはほぼ奇跡のような確率なのですが、それ故に、奇特なご縁にいたる場合が多かったものです。普段は電話線を抜く、これはとても有益な生き方だと知りました。

しかしそれを知る前、すなわち物理的にコードを抜く前は、私の場合、大抵先方のお話を聞いてしまいます。留守番電話になる前に出てしまうのです。流れで訪問を受けてしまいます。その結果のみを書かせていただきますと必ず、無益な買い物で何年も苦労を強いられます。最も大きかった痛手は一例を挙げれば、電飾看板でしたでしょうか。

もちろんそういった営業ばかりではなく、ボイストレーニングに関する問い合わせ電話、というのもあるのですが、ホームページに書いてあることを一切読まずに電話口で尋ねようとする方ばかりが電話をかけてくるもので、これがまた営業妨害的に時間を食うものでした。という結果、電話には比較的にがい記憶ばかりになります。

2022年現在は、留守番電話にして、それに出ないでいても気が咎めなくなりました。人は案外、慣れてしまうものです。

さておき。

今どきの企業の営業活動は電話よりも、ダイレクトに問い合わせフォームからメールをいただくことが多いです。これは便利です。返信しなければいいだけですから。

これも実際のところ、ときどき返信をさせてもらいます。そのひとつを近い例で言えば、PayPayだったりします。便利ですね。

ようやく本題です。

一度は通ってみたい音楽教室特集、というサイトからのお誘いでした。曰く、

御社教室をHPにて拝見し、大変素晴らしい教室だと感銘を受け、ぜひ弊社サイトに無料で特集させていただけないかと思い、ご連絡差し上げました。

いいこという。いいこと言う。大手教室だけじゃないよ、ちゃんとうちのような零細だってJASRACから音楽使用料を毎月請求されてお支払いしているくらい真っ当なんですから。そして、これくらいの教室が性に合う人って少なからず必ずいるんだから。いなかったら、こっちもとっくにつぶれてるんだから。と言うわけで、

ダイナ音楽に弊教室が特集されました!下記リンクより、ぜひご覧くださいませ。

https://dynamusic.jp/school/tokushu/

個人的に、コロナ禍という常套句が嫌いで使用を避けてきていますが、シブイオンガクスタヂオも大打撃を被ったまま二年が過ぎました。さすがにコロナ以前より低所得には慣れきっていた私も、そろそろ、世の中と同調して、以前のような活気を取り戻しても、いいかな?いいよね?呼吸はするよ、歌も歌うよ、比較的大きな声を出すよ。

そういうタイミングでしたので、返信対応のうえ、より広いマーケットへの紹介をお願いすることにしてみました。あしからずご容赦ください。