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2013年09月

人狼ゲームでとにかく喋る

 うたわないコースの小松です。
先日ちょっとした企画にお呼ばれして
「人狼」と言うゲームをやりました。
最近は色々な媒体で有名になりましたよね。

10名程で6ゲームプレイして
そのうち2ゲームは進行係をやりました。
沢山会話しなくてはいけないゲームなので
喋り方が勝敗に大きく影響してしまいます。

何もしてないのに早々にゲームオーバー
させられてしまう人に共通するのは

・声が小さい
・顔や視線が相手に向かない
・ほとんど口を開かずに無表情で喋る

など

多少ミスをしていても物ともせず
勝利してしまう人は

・声の大きさが適切
・顔や視線が適度に合う
・口や表情が動く

と言った感じです。

意外にも早口はそれ程悪影響が無いように思いました。
制限時間内で会話しないといけないので
ある程度の早口はむしろ歓迎されるかもしれません。
その場合明瞭さをキープすると言う問題が
降りかかるわけですが。

3名からの少人数でプレイできる
ワンナイト人狼と言うのもあるので
もしやってみたいと言う生徒さんがいたら
是非一緒にやりましょう♪
とても良い実践練習になりますよ。

返信たより九月十六日

今週も、まだ始めて日の浅い方からのメールがいただけました。

 石村さま

こんばんは。昨日も新しい発見に満ちたレッスンを、ありがとうございます。飴もご馳走さまでした。


いえいえ。発見されたのはあなたです。発見する人、発見しない人がいます。もちろん、あとから発見することもありましょう。最初のうちは、ことさら目新しいことばかりに感じられることと思います。まるで非日常のことのようですが、だからこそ、常日頃の自分について気がつくことがあるのかも知れません。飴は、これ実はいただきものです。シブイ、いただきものを利用することが多くございます。


喉をぽっかり開けたまま歌うことの難しさを痛感し、日頃いかに自分が喉を締めて歌ったり、話していたのかということに気づきました。
合唱部でソプラノだった母に、高い音でも喉を開けて歌うにはどうすればいいか聞いてみたのですが、「理屈では説明できないね」とばっさり…自力で習得します。

 

喉をぽっかり開けたまま歌う、なんて無茶なことをやってみるわけです。この度合いも人それぞれなのであり、制御の可否も人それぞれです。器用な人も、そうでもない人も、やってみてびっくりされると思います。思いどおりになんか歌えないっっと。はい。大変難しいのです。大事なのは、日頃の自分の癖に気がつくことですね。それを少し変えてみることは可能なのかどうか、これを試みてみないと始まりません。

あらお母様はソプラノ担当でございましたか。もしもそれを苦もなくやりこなしていたとすると、まさに、理屈では説明出来ないものです。だって、出来る人には出来ない人の気持ち、想像も出来ませんもの。そして多くの場合、理屈などすっ飛ばして習得するものですから。

では何故、理屈が改めて必要となるかと言うと、大人は理屈で安心します。または、他の経験知が活かせることが多いから、です。

レッスンの後、カラオケに行ってきました。
「1時間半以上歌う場合は、3時間パックにした方がお得ですよ!」
そんな売り文句につられて、まさかの1人カラオケ3時間に初挑戦。

 

行っちゃいましたか。あなたも。

ここに通ってる方も続々ひとりでカラオケに行かれる方が増えています。しかもほとんどが、初めてでおっかなびっくり、という皆さん。自由に声が出せるということ、及び、自分で試行錯誤が出来るという点でも、いいと思います。私は未体験ですが。

色々発見がありましたので、まとめます。


まとめていただけると、大変助かります。


・喉を開けたまま歌うのはやはり難しい。特に、好きな歌詞とか好きなメロディー部分に入ると、気持ちが盛り上がる&絶対音外さないで上手く歌いたいと思うがあまり、喉がキューっと締まる。


素晴らしい発見ですね。まったくそれが、多くの方にあてはまる現象だと思います。今ままで何百人とそのような会話をして来たことでしょう。歌を歌ううえで気持ちは大切です。ところが、発声という観点からは逆効果な身体の使い方をしてしまっている自分、に気がついたわけです。


・喉を開けることがなかなか難しいので、口を思いっきり開けて歌ってみたら、何だか歌いやすくて、ちょっと感動!息を吐こうと意識しなくても、パーっと抵抗なく出ていってしまう感じ。
しかも口を開けることで顔をぐわんぐわん動かさざるを得なくなり、つられて口角が上がり目も開く。
歌う時に意識すべきことの幾つかが、大口開けてみただけで自然にできた!
あと、口を開けて歌うとなぜか楽しくなってノリノリに。


正直、眼球周辺の動きに乏しいあなたがノリノリになっている姿がまるきり想像出来ないのですが、大変喜ばしいことじゃありませんか。

いわゆるおちょぼ口という表現で合ってると思われる、口が横方向に短いあなたも、そうでない普通の方も、縦方向の開きを意識すると、そのようなことになります。

どうか、その感動を忘れずに。


・口を大きく開け、喉をなるべく締めないようにしつつ、腹式呼吸も意識しながら歌ってみたら、3曲目くらいで背中が汗で湿っていることに気がつく。歌って汗をかいたのは恐らく初めて(冷や汗はある)。歌うって全身運動!


あらら汗ばむ君がすてき。そうです。歌って喉ばかりが疲れるのではなく、全身疲れればいいのです。いろいろな意味で。冷や汗以外にも、たかが歌で汗をかけるのです。それは、呼吸と深く関連がありましょう。吹奏楽出身のあなたは、未経験の方よりも息の出し入れには慣れていることでしょう。そこです。


今回のカラオケで一番感動したことは、口を開けたときの歌いやすさです。呼吸も表情も喉も、全部連動して良くなりました。レッスンでも、日常で人と話す際にも、口を開けることは意識したいと思います。


そうですね。そもそも口の動きが乏しかったのです。是非、所有のiPhoneの壁紙かリマインダーに、口を開け、という言葉を置いておきましょう。日頃目にするところにでもないと、なかなか気をつけ続けるのは難しいです。



前回レッスンの感想を、ブログに載せてくださってありがとうございます。冒頭のご挨拶から掲載していただけるとは思っておらずビックリしました。ちなみに掲載していただいて問題ございません(笑)


大変安心しました。生徒さんの中には、自分のことは書かないでくれとおっしゃる方もあります。それとは正反対で、非常にたすかります。出来るだけ個人が特定されないように、注意致します。(最後の署名は消すとか)


私の気づきひとつひとつに対して添えてくださったコメントがたいへん参考になりました。返信メールの文面とともに常々読み返し、自分が気を付けるべきことを再確認しております。


返信メールも書いて、ここにもこうして書いてみています。なんという手間でしょう。これを時間外労働と呼んでくれる方がいないのが残念です。

実際いままで、同様なメールを沢山いただいて来たものの、それをこのように利用するのは初めての試みです。是非、しばらくお付き合いください。


最近、自分の声に合うキーや曲を見つけ、また歌いやすくなる方法も徐々に身体で覚えてきたことで、歌うことが少し楽しくなった気がします。


もっとも大事なことです。歌うことが少し楽しくなった。これがなければ、いくら皆さん、ちょっとだけでも上手くなりたい、なんて謙虚なことを言っても始まらないのです。歌を歌っているだけならば、誰に咎められることでもありません。どこでだって歌って構わないのです。その量が歌唱に作用しない筈がありません。


目が笑っていなかったり、かと思えば突然笑い出して止まらなくなったりと厄介な生徒ではありますが、引き続き宜しくお願いいたします。


目が笑っていないというのは、確かに不気味です。それは、どこかで誰かに言われた言葉ですね。大丈夫。自力で笑い始めた時は、結構ちゃんと目でも笑えています。私は私なりに私の冗談の力不足を感じればいいだけです。レッスン中、笑いはないとならないと信じています。

 

バチバチ

うたわないコースの小松です。
 
先日、とある書店のオススメ絵本コーナーに
展示されていた本にぎょっとしました。
 
真ん中のページを開いて見せておくために、
両端をクリップで"バチバチ"とめてあったのです。
 
恐らく見本用の本だから跡が残っても構わないし、
オススメしたいが故に素晴らしいそのページを
開いて見せておきたかったのでしょう。
今まで見落としていただけで、多くの書店で
使われている方法かもしれません。
 
でも、どうにも私には"バチバチ"とめられているように
感じられて、かわいそうになぁと呟いたのです。
 
出来ることなら、本を大事に思っている人が
作った売り場から買いたい。
なんて書店員さんの苦労を知らないから言える
言葉でしょうか。
 
我が身を振り返ると、レッスンで使う道具や
教室そのものをいつも大事に綺麗にして
おかないとなと反省です。

大江戸寄席と花街のおどり

おどり
おどり

 先日機会がありまして

「大江戸寄席と花街のおどり~その3~お座敷遊び」

と云う舞台を観に行かせて戴きました。

 

3大花街である浅草・赤坂・新橋の芸者さんを集め

長唄と踊りを堪能出来る上に

何と落語も一緒に見れてしまう、と云う

何とも贅沢な舞台でした。

 

 

 

当たり前なのですが

長唄をも唄われる落語家の方は

話し声も善いですね。

 

30分近く話し続け

息1つ乱れないのだから

流石だなぁ。

 

 

落語、

はまってしまいそうです。。。

 

 

 

 

 

返信たより九月八日

 昨日も楽しく気付きに満ちたレッスンをありがとうございました。

いえいえ、実際気付かれたのは、あなたです。基本的には楽しくやらねばならないとは考えていますから、お楽しみ頂けたことを嬉しく思います。


レッスンで感じたこと、気付いたことをメールすると言いながら、すっかり遅くなりまして申し訳ありません。。

いえいえこちらこそ、「最近はネタを調達するのに困っている」などと言い訳をしながら、メールの催促などしてしまい、大変恐縮です。わざわざありがとうございます。

昨日のレッスンの感想は、ただシンプルに一言、
「ボイトレって意外と地味だ!」
でした。
私がレッスンを実際に受け始める前に持っていたボイトレのイメージは、
・歌が上手くなるコツを3つくらい教えてもらえる
・そのコツを実践するとあら不思議、劇的に歌が上手くなる
・コツはすぐに身につき、5回くらいでレッスン終了

…全然違いました!!

そうですね。残念ながら、全然違いましたね。でも、一般的にそういうイメージがあるのではないでしょうか。地味なんです。確かに、いくつかコツをすでにお知らせしていると思いますが、コツに従って改めるのは、注射一本で済むような類いのものではないことが、お分かりになったかと思います。

なので、そこをご理解の上で、地道に楽しみながら続けられるような工夫を心掛けています。


コツを身に付けるまでにどれほど時間がかかるか、実際にやってみて初めて分かりました。
ボイトレは本当に、自分の癖との闘いですね。いくらレッスンを一所懸命受けても、レッスンで指摘されたことを日常生活でも意識できなければ、何年かかっても癖は克服できないのでは、と思いました。

ああ、これを読んで目が痛い、耳が痛いと感じる方はあるのではないでしょうか。理想的な発声の仕組みに反する、ご自身の癖、というものを除去すると、声はとても出しやすくなります。悪い癖とは申しませんが、理想的な発声の邪魔になる、ということです。

しかし癖というものは自分で意識していないことが多く、それを改めるには、まず、自分にはそういう癖があることを認識してもらうことが大事です。だから最初のうちは、あれもこれも換えなきゃならない、ひゃー大変だっということになるものです。

また、癖と言うものまさに十人十色です。ですからそれこそ毎日いわれるがままにやってみて数カ月で自分を換えてしまう人もあれば、無自覚に何年も過ぎてしまう人もあります。

おっしゃる通り、日常生活で意識してあらためてみることを実践するのが、一番の近道です。意識しないでも、癖を取り除いた形をとれる身体の状態を作り上げることが出来ればいいのですから、身体にそのような状態を沢山経験させてあげればいいのです。

癖は先生が魔法のように一瞬で直してくれるものではなく、自分で地味?な努力をすることで、少しずつ直すもの。

はい。まさにその通りで、私なども大変癖の強い人間でしたから、それを改めてみるために、毎日毎日、ことあるごとに、いや、何もなくても呼吸や、脱力した喉の状態を自分で作ってみることを仕事の傍らやり続けていたものです。あの頃の私は必死でしたわ。


深い呼吸、頬を上げて笑顔でいること、家でもハミングしてみること…忘れずに実践していきたいと思います。
顔のトレーニングも日課にします!

心は笑えるのに普段顔が動かないことを自覚されていらっしゃるので、「笑おうとしたら顔がよく動く」ようになって頂けたら良いかも知れません。深い呼吸は必須です。さいわい、あなたのお仕事はいきなり深呼吸しても誰も怪しみません。呼吸し放題です。これはチャンスですね。


来週のレッスンでは、少しでも長い時間、笑顔で歌えますように。
今後ともよろしくお願いいたします。

そうなんですよね。最初は笑えても、一行もたずに表情が堅くなる例、というのは、実は非常に多いのです。個人レッスンのボイストレーニングに行ってみようなんていう方は、例外なく真面目で集中力のある方が多いのです。

私も笑わせるのがお仕事ではありませんので、おだやかにやわらかく笑った顔を作ること、は、是非、ご自身で体得して頂きたいと思うのです。いつも笑わなければならないような、馬鹿なことばかり話していると、こちらの頭が心配になってしまいます。

 

おっと。本当に私信モードになっていて説明がありませんでした。

何故笑うことにこれだけ言及しているかという点について最後に付け加えておきます。

誰もが、笑う時には素直に声が出ています。或いは、大きな声が出てしまっています。それだけ、発声運動上無理がないということです。これを利用しない手はありません。また、勿論それ以外にまた別の効能があります。だから、笑えることについて沢山触れられています。

 

このように、完全に記事にしてしまうことを前提の素敵なおたよりが届くのを楽しみにしています。会員各位、どうぞよろしくお願い致します。

店内放送が苦手

 うたわないコースの小松です。

 
あらゆるお店で耳にする店内放送。
その中でもポイントカードの紹介や
お勧め商品を紹介する商売的な放送。
あの喋り方はどうにかならないものでしょうか。
 
「本日はー ○○薬局ぅー ××店えー
 ご来店いただきましてー まことにぃー
 ありがとうございまぁす
 ご来店中のー お客様にー 大変お得なー
 ポイントカードのー ご案内でぇす 」
 
こんな感じの。伝わりますか?
全ての語尾をなげやりに、だらしなく、
長くもしくは大きくする喋り方です。
 
まるで中学生や高校生がクラスメイトに
クスクス笑われない為にわざとだるそうに
教科書を読んでみせているような。
 
本当は店内中に自分の声が響くなんて嫌だけど
仕事だから仕方なくやっていますよ、と言うような。
 
そんな風に聞こえてしまうのです。
 
そんなつもりは無いけれど、どうすれば良いのかわからない方。
確かにそう思っているんだけど隠しておきたい方。
 
是非ボイストレーニング受けてみてください。

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