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2013年10月

返信たより10月26日

 石村吹雪さま

本日もありがとうございました。
色々話しすぎて割と本気で後悔しています。

 

はいこんにちは。後悔は先に立たないものです。だから、後悔はしない方がいいですよ。後悔しない癖をつけましょう。話してしまったら相手は忘れないものです。

しかし、大丈夫です。私は忘れることが得意です。ご安心ください。きっと次回には忘れていることでしょう。



それはともかく、今回もレッスンで気付いたことを箇条書きにいたします。

 

ありがとうございます。最近はすっかりあなたのメールがたよりです。



・歌う前に、ちゃんと息を吸えるようになった(前は吸うことをよく忘れていて、息の残量が少ない状態で無理矢理声を出していたので、全然響きのない苦しそうな声だった。)。

 

そうですそうです。吸えるようになりましたね。たったそれだけのことと思われがちですが、体験レッスンにいらっしゃる時点では九割以上の方は、出来ませんものね。



・ちゃんと息を吸ってから歌い出すと、むやみに声がひっくり返ることが少なくなる。すると、ワンフレーズをなめらかに歌えるようになる。

 

思い切りが悪い故にひっくり返してしまうことが多かったと思います。そして当然のことながら、息が続きますね。


・歌い終わりは喉の力を抜くように息を吐くと、次の息をごく自然に吸える。
沢山吸って→滑らかに歌い→フレーズ終わりで息を吐く→沢山吸って…
のサイクルを意識したい。

 

最初のうちは特に、このように捉えていただけると、体現しやすいようです。あまり詳細を書くべきではないのかもしれませんが、息を吐いた時点で、リキミを減じることが必要ですね。いろいろな意味があります。

・笑顔で歌うときと、そうでないときとで声の響きが全然違う。笑顔で歌うと頬が上がり、口の中に大きな空洞ができる。その空洞が、自分の声をいい具合に響かせてくれる。
何より、笑顔で歌うと楽しくなる。

 

あなたの場合はとくに、笑えるようになって更に、その意味が理由がよくお分かりになったのではないでしょうか。たぶん、いろんな本に書いてあることだと思います。

・あくまで私の場合だが、伴奏の時点で笑顔を作っておく必要性を感じる。真顔で歌い始めた場合、途中で笑顔を作るのが難しいから。
次のレッスンでは、吸うこと・吐くことに加えて、伴奏の時点で笑顔を作ることを意識しようと思う。

 

伴奏の時点、は前奏の時点、ということでしょうね。そんなに大変なのか?あんた笑うだけのことに。と思いますが、そのあたりは今迄の記事にも現れていますものね。

今日は私の酷い女っぷりを盛大にお話したため、少なからずネガティブイメージを植え付けてしまった気がしておりますが、仕事とレッスンは真面目に取り組みますので、引き続きご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願いいたします。

 

そんなそんな、酷い女だなんて、私は思いませんことよ。世間にはよくある話です。ネガティブイメージなんてありませんことよ。笑えない女といえど、それほど魅力的であるということではありませんか。笑えないにも関わらず、ですよ。たいしたものです。

あ。全然話の内容忘れていませんでした。大丈夫です。次回迄には必ず、忘れておきますから。

早くも忘年会。

早くも忘年会

うたわないコースの小松です。

父の退職祝いで北海道旅行に行ってきました。
温泉と紅葉をのんびり楽しんでまだ少しボケ気味です。

シブイは早くも忘年会の準備が始まりました。
今年も楽器のあるレンタルスペースを貸し切って
飲んで食べて歌っての楽しい年忘れになる事でしょう。

うたわないコースの人も是非参加して頂きたいです。

リリース情報。

リリース情報

昭和の名曲、

八神純子さんの「みずいろの雨」を

カバーさせて戴きました。

7インチの極上ラテンミックスです。

 

下記サイトから試聴、購入出来ます。
http://www.eat-records.jp/fs/eatrecords/1200001319540

 レコードコレクターさん、

タンテ持ってる方は是非1家に1枚。

 

 

 

(こうゆう曲も勿論レッスンで出来ます。

お問合わせ下さい。)

 

 

 

返信たより十月十二日

 石村吹雪さま

こんばんは。今日も笑いと気づきに満ちたレッスンをありがとうございました。
 
 
おお、笑いと気づきに満ちたレッスン。もしかしたら、とても有意義な時間だったのではないでしょうか。困ったお友達を呼びたくなるような。


感覚が新鮮なうちに、今日気づいたことをまとめました。以下、箇条書きにいたします。
 
 
箇条書きは安心ですね。そしてやはり、鮮度は高いに越したことありませんなあ。


・フレーズ終わりにため息をつくように息を抜くと、終わり方が柔らかく聞こえる。次の息が吸いやすい。緊張していた喉がフっとゆるむ。
 
あれまあ。こんなことここに書いていいのでしょうか。喉の緊張をとる、なんて簡単に言ってみますが、実に簡単じゃないのです。今までの発声の癖の中で、いかに声を出している間に喉周りを緊張させているか、ということに気がつくことは、大事です。そして、これを心掛けてみると、その度合いがどの程度なのか分かりましょう。落差、という言葉を使いましたね。落差が少ないと、それだけ喉の緊張から解放されている証拠と理解出来ます。そして大事なのは、次の息がしやすい、ということでした。新鮮ですねえ。ところで、いわゆる上手な人、と言われている歌手の声をよく聴いてみると、分かります。


・喉がゆるんだときの方が、高い音程でも比較的楽に出せる気がする。
 
言い換えると、ゆるめても高めの音が出た、ということになりますね。いったいどういうことなんでしょうねえ。


・意外と声がかすれている。かすれるのは、出だしの思い切りの悪さが一要因。沢山息を吸ってから、思い切りよく(自棄心を発動させる)最初の一声を出すと、かすれず、裏声にならず、音量も大きめを保ったままで歌える。
カラオケのマイクは罠。自分の声が大きく聞こえて、さらにエコーもかかるので、何となく上手く聞こえてしまう。かすれや、実際はあまり声が出ていない(口が開いていない)ことなどに気がつかない。
 
自棄心を発動って、いいですねえ。そのように切り換えられたら、あとはまずそんな自分に気がつけるかどうかです。最初のうちは、力まないようにって思うと逆に、掠れ声を出してしまいますね。それは、小声で話そうとした場合の出し方によく似ていると思います。それでは、ないのですねえ。
カラオケマイクは罠。いやー、このおかげで皆さん快く歌えるのですから、存在を否定はしませんが、練習するという気持ちならば、マイクは使わない方がいいですよね。ただし、逆にストレスがたまる可能性も否定出来ません。なので、ほどほどに。


・毎回のレッスンで、何はなくとも吸って・吐いては必ず意識したい。それだけでも大分歌いやすくなるはず。あとは笑顔。
 
この飯田橋教室の一階には、貼り紙がしてあります。ここでは吸う。と。その意味がお分かりになりましょう。あまりにも当たり前のことすぎて、皆、なかなか常々は意識出来ないものです。


今日は『正しい日本語辞典』が個人的にツボにハマってしまい、笑ってばかりで失礼いたしました。
 
正しくは、ダイソーミニ辞典シリーズ9、正しい日本語事典、です。これはねえ、百円とは思えないクオリティです。何が一番いいかって、笑えるところです。笑うことはいいことです。ダイソーのいいお仕事のひとつですね。


次回は二週間後ですが、その間日々呼吸を意識しつつ、カラオケにも行きつつ、笑顔で過ごすことを心掛けたいです。
次回もよろしくお願いいたします。
 
決して不幸な生活ぶりでもないでしょうに、笑顔で過ごすことを心掛けたい、というのがあなたの愉快なところですね。笑顔は悲しい顔より周囲に波及します。これはとても分かりやすいことと思います。と同時に、声の出し方も、周りに波及します。この点について、お時間があれば考えてみてください。なぜ、ボイストレーニングが有益なのであると我々が言い張るのか、という点に繋がって来ます。
 

返信たより十月九日

石村吹雪さま

こんにちは。ご連絡が遅くなってしまいました。前回のレッスンでの気付きについて…なのですが、誠に勝手ながら今週はお休みさせていただきます(´Д` )
 

はいはい。毎回ありがとう。
いいんだよ。いつもいつも、強いているわけもないのですから。


気付きのメールというものは、なるべく早く、少なくともその日のうちに、感動冷めやらぬ最中に作成しなければいけないものですね。
端的に申しますと、土曜日のレッスンの感覚をもはや思い出せません。。

なんということでしょうか。土日月火水。確かに、数日経ていますね。忘れましたか。でも、そういうものかもしれません。
これは、私にも身におぼえがありますもの。しかも、もっと短い時間で。私がボイストレーニングの体験レッスンというものに初めて行ったのは、96年九月頃でしたか。今までに経験したことのない発声を体験して、興奮気味で帰宅して、即、同じことをやろうとしても、全く出来なかったあのショック。忘れられません。


ただ、前回のレッスンは今までで一番楽しかったのです。やはり、自棄心が効いたのでしょうか。たまに大爆笑するとびっくりするくらい大きな声でハハハと笑えたりしますが、あのような爽快感?を感じました。…うーん、水曜日ともなると、土曜日の感動を上手く表現できません。汗

 
あなたにはもしかしたら、爆笑が足りないのかもしれませんね。しかし、その相似性に気づけたことは大変有意義でしょう。気持ちのいい発声は、爆笑に近い爽快感があると言っても過言ではありません。イイヨー。



今週は、なるべく早くレッスン後のメールをお送りしますね。
自棄心と、考えすぎないこと、この2つは今週も実践したいです。難しい顔で、うんうん考えながらレッスンを受けるよりもずっと楽しいな、と思ったので。

 
その通りです。だから努めて私は、楽しい人間を演じているのです。しかしその中でも実は二通り方針を持って進めています。頭で理解するのが得意で、理屈で安心出来る人には理屈から。何も考えなくても前へ進める人には、何も考えないままに知らないうちに積み重なるように、と。


いつも楽しいレッスンをありがとうございます。
私は過去に、「つまんなそうな顔してる子だな?と思った」と第一印象を評されたことがある強者なので、レッスン中もそのような顔をしているのかもしれませんが、実際はとても楽しんでいます。


良かったです。確かに、とても楽しんでいるようにはお見受けしませんね。でも、ここにはそのように、顔に出すのが苦手な人はよくよくやって来ます。
例えば今やうたわないコースの講師の小松アキが初めて体験レッスンに来たときは、あまりにも笑わなかったので、ほとんど怒って帰ったのではないかと悲しく思ったものでした。実際は違っていたようです。


余談ですが、最近、『増産』のメロディーが頭から離れません。
 

とても良いことです。歌ってくださっても結構ですことよ。


それでは今週末も、宜しくお願いいたします。

 
はい。教訓として、やったことを忘れないようにメモしておくのは、どの場面でも大事です。まだお若いので癖つけておくといいと思います。

そして、手を替え品を替えここでは如何に反復練習が多いことかと、気づく時が来るでしょう。
 

カラオケ困った出張します


秋に入りました。秋が深まるともう冬です。もしやまだ今年も、ひとりでカラオケに困っている方はいらっしゃいませんか。


歌わなきゃならないんだけど、下手だし苦手だし本当は本当に嫌だ逃げたいでも逃げられない。なんとかならんのか。でもわざわざ習いに行ってまでなんて恥ずかしいし、だいたいお金ももったいない。
 

なんていう方、私をお呼び下さい。こっそり一緒にカラオケ入って、対策しましょう。誰にも知られますまい。ボイストレーナーに訊いてみたいことがあるっという方でも歓迎しましょう。


当方の通常個人レッスンの予定の入っていない平日11?17時、飯田橋水道橋近辺にて、行います。初回実質三十分 千円。私の入店料などは別途お支払いをお願い致します。


また、カラオケ屋さんと提携して行うものではありません。先方にご迷惑にならぬよう、待ち合わせて入りましょう。というのが条件になります。また、このような無茶な企画ですので、代表である私石村が担当させて頂きます。あ、無論、会員の皆さんにもお試し頂くのも、全然構いません。
 
 
季節柄なのか、そのようなリクエストがありましたので、やってみようかと思い立ちました。

さあ帰り道、歌って帰ろう

 なかなか毎日歌の練習する時間がない、という方は多いです。それはきっとそうでしょう。毎日歌ばかり歌っていられる環境のある大人はそうそういないことと思います。

いつものようにそんな話になったところで、ひとつ思いついて提案をしてみました。

帰り道、駅から家まで歌えばいいじゃん。うた歌うのは悪いことじゃないし、誰かに何か言われたら、防犯対策ですとでも何とでも応えればいいって。

若干投げやりな提案かなと思ったのですが、ご当人、試してみたそうです。

そして曰く、

歩きながら歌うのは、イイ。ちゃんと呼吸意識しないと歌えないしっ。ついつい歌い切るまで遠回りしてしまいました。どうせ人に聞かれるんならちゃんと歌わなきゃならないし、度胸もつく。イヤホンは余計怪しいし、逆に周りを意識しないから、いけません。した方がいい。それに、雨の日が楽しくなりました。


参りました。彼女はめでたく、練習時間の確保が出来たわけです。よかったよかった。ほんの少しでも、毎日、身体にやらせてあげるのが理想ですから。次回が楽しみです。

ですから、皆さんも臆せず、歌って帰りましょう。法に触れることではないのです。


彼女が最後に付け足した気になる言葉が以下の通りです。

ポルトガル語だったから、ハードル低かったかも。でも、日本語にも挑戦してみよう。

さて、どうなりますことやら。

返信たより九月三十日

 石村吹雪さま

 

 はい、こんにちは。


こんばんは。ライブお疲れ様でした!伺うことができず、とても残念です。次回は是非!

 

 まあなんと素敵な台詞。そんなことを仰る生徒さんは、滅多におりませんのことよ。



先日のレッスンは、少々遅刻し、失礼いたしました。
また、あの日は何だかいつも以上に思い切りが悪く、のどが締まり、声が硬かった気がします。

 

 前回は、なんだか元気がなかったですね。目が丸く開いたままなので、表情を読みにくいという特徴がありますね。いや、それはそれとして、自覚があったのですね。



先週一週間は名付けて悶々ウィークでして、心の健康状態があまり芳しくなかったようです。
レッスン後、例の如くカラオケに行ったのですが、まあ楽しくない!声が出ない!

 

 楽しかったあの日の記憶を頼って、行ってみたのですね。かわいそうに。しかし、心の状態が大きく作用するのは、まぎれもない事実です。なので、実は大変重要です。私は十五年ほどこのお仕事をさせていただきましたが、一番意外な発見だったことだと思っています。



以前、歌っている最中に
「お腹空いたな」
とか
「さっき蚊に刺された所がかゆい」
とか雑念がよぎって歌に対する集中力が途切れると、一気に歌うことが楽しくなくなる、ということに気付いたのですが、心の状態は歌にかなり影響するのですね。

 

 集中力はもちろんです。歌っている最中に別のことを考えた人って、こちらからはすぐ分かります。声に表れるからです。これは、変化ですから簡単に分かります。しかしそういった、痒い、なんていう些細なことでも途切れるものなのですねえ。

 ただし、厄介なのは、集中力も大事ではありますが、集中すると顔全体、とくに目の周りから頬、口の周りに力が入り、ひいては喉にも及んで、堅くなりがちなのです。こういう方は、大変多いです。

 心の状態は、声に、歌声に、影響を及ぼします。改めて考えてみれば、当たり前のことかも知れませんね。緊張を解いた状態が望ましいということは、どこでも書かれ、言われていることです。そこを随時ほぐすことも、我々はひそかに気にしていることなのです。



ただ、一つ収穫がありました。
「ため息しか出ないわ?」
そんな心境でしたので、本当にため息混じりでイスの背もたれに寄りかかり、やる気ゼロな感じで歌ってみたところ、いつも力が入る鎖骨まわりの力がフーッと抜けていました。
スローテンポで、上から下に音が下がる曲だと、ため息混じりで歌いやすかったです。ちなみに、『ひだまりの詩』で練習しました。(笑)

 

 はい。こちらでいうところの、自棄心ですね。これはもう、大変参考になります。自棄酒をくらうときの気分、というのは大変有効です。

 さらに言えば、考えすぎないことにしました、と姿勢を改めたという方の声は、一気に伸びが出ます。真面目に考えすぎず、練習して来たまんま、身体がそのように動くと信じてあとは、考えないという心の持ち方。それぞれの性格にも依存しますね。面白いものです。



楽しんで歌うことを忘れず、今週はウキウキ気分でレッスンに伺いたいです。引き続き、宜しくお願いいたします。

 

 願わくば、 悶々とせずに日々が過ごせますように。そして折々、呼吸を気にして過ごしていてください。

 

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