2011年02月
一考
さて
入会しました
始めましょうか
という段階で
私は今までずいぶん理屈っぽく行って来ました
何をって
呼吸の大事さ加減を説明することです
あらゆる練習の土台になり、且つ、実は一番独りででも練習出来るからです。
よく、「通うのは週1くらいでいいんですかね」という問いがあります。
「最初のうちだけは、多いほどいいです」と、答えるようにしています。それが可能な人にも不可能な人にも。
なぜか。簡単です。
最初のうちに覚えて貰えれば、教える側も教わる側も楽だからです。
というわけで、なぜかたくさん通える人に、今月はたくさん来て貰いました。
さすがに、これは手堅いです。ご本人のご意向ご意志にも当然依存しますが、手堅いです。
それを確信した二月でした。
吉田朋子個展
なかなか非常に、このシブイオンガクスタヂオのホームページデザインは、好評いただいています。
昨春、思い切って全面的に業者委託を敢行したのですが、そもそももともと、トレイドマークたるペンギンなど、設立当初から描いて頂いているのが、吉田朋子氏です。シブイ音楽祭などでは、ツッキーさんとして、知らない人はいないわけです。
その吉田朋子氏、ひさしぶりに個展を開かれます。
吉田朋子個展
子供向け雑誌の原画など、布で作ったイラストを主に展示します。
2011年 3月14日(月) ? 3月19日(土) a.m.11:00?p.m.6:30(最終日は5:00まで)
場所 檜画廊 (千代田区神田神保町1-17 03−3291−9364)
お問い合わせ TOMO工房(http://www.tomokobo.jp/)
みなさん、行きなさい。
前回の個展では、タコ製菓の社屋模型が展示されるとともに、氏の自作お菓子、タコサブレも振る舞われ、挙げ句は、彼女自身がウクレレ持って歌い出す、という実に楽しい個展でした。
ある時(レッスン中)、氏は(生徒さんなのですが)言いました。
「魚の会社のうたがいい」と。
なるほど。じゃ、ツッキーの好きなタコの会社にしよう。で、社歌を作ろう。
「ペンギンは社員なんです」
そうかそうか。分かった分かった。ペンギンも頭に入れて作ろうか。
あとさ、タコは子ダコもいて、次期社長って設定はどう?
などという馬鹿馬鹿しい会話から、このようなものを氏は作られましたっけ。
おりゃたまげたよ、歌詞に金型を書いておいたら、金型作っちゃうんだもの。
今年は、どんなことにして下さるのやら、大変楽しみなのであります、
嬉し愉し演歌コース。
遅くなりましたが、先日は袋五郎八先生の演歌コースを飯田橋教室にて
御試しで受講させて戴きました。
五郎八先生は、見かけ通り大変気さくな方で
何より演歌を心から愛する、アッツイ漢なので御座います。
(躯の何処を切っても、漢汁が溢れでてくるのではないか、)
曲は小村美貴の「おんな通せんぼ」、細川たかし「城崎恋歌」
石川さゆり「津軽海峡冬景色」の3曲を。
もうね、何て云ったら善いのだらう。
贅沢です。
贅沢な時間なんです。
五郎八先生の前で演歌を唄うなんて!と正直最初は恐れ多かったのですが、
最後は軽くスポーツしたかのような爽快感。
(ちょっと汗かきました、)
と云う事で、演歌ダイスキな方、
演歌好きだけれどもカラオケに厭きちゃった方、
単純に生音の上で唄いたい方、
演歌ラグジュアリー気分に浸りたい方、
五郎八先生とは何者だ!単純に逢ってみたいだけの方、
動機は何でも構いません。
大変オススメな「演歌コース」で御座います。
御興味有る方、御気軽に御問合せ下さいませ。
私はもういいかも

第七回シブイ音楽祭参加意向をヒアリング中
私はもういいかも
と、言われる。
確かに。
彼女にとって、シブイ音楽祭出演参加の意味は、薄れたかも知れない。
なるほど。
ならば、彼女にとってのシブイ音楽祭の役目は終わりかも。
微力ながら、毎回準備期間中は彼女の生活に彩りと張りを齎すことが出来、またそこから、生きていく姿勢を保つ背骨強化になったに違いないと思ったら、また涙が出てしまった。
そう思うことに決めた。卒業の形のひとつとしては美しすぎだが、シブイは美しいのである。
演歌歌謡曲コース
新設する演歌歌謡曲コースは、うたの上達なんぞは二の次の、お楽しみプログラムという位置付けで考えているのだけど。
そんなんじゃダメかな、と思いは全くしないんです。
なんというか。
今時代ね、歌が好きですって口では言う人多いけど、歌うの楽しんできた人って少ない。
いや、待てよ。だからこそボイストレーニングなんて考えちゃうのか。
ならば、楽しむ場を提供するのは、理にかなっている、とも言えるか。
経験の全部を注ぎ込んで、皆に知って貰いたい。
上手に歌ってほめられるのが好きってのと、歌が好きってのは本質的に別もの。
歌が好きな人の歌は、ただそれだけで、価値が発生しているんです。
この十何年のこのお仕事中に僕は、確かにそれを何度も体感してきました。
欲張らず歌に臨む環境を、提供したい次第でございます。