さて。石村吹雪です。みなさんいかがお過ごしでしょうか。会社はお休みですか?平日暇ですか?
私たちはオンラインレッスンを模索し始めました。これはもう、それぞれの道を探し歩む、という感じです。
もともと統一マニュアルはないです。講師がそれぞれの経験をいかして、気持ち良く声の出せる方法を伝えていくという目的に向かうばかりです。シブイオンガクスタヂオの場合は。
広くもなく人口密度の高い、時に対面でマスクもなく接するボイストレーニングの現場(四谷教室はとても広いので、2メートル以上離れることも可能ですから、換気さえ出来れば問題ないと考えられますが)は、敬遠、いや避けられることになりました。ま、緊急事態宣言ともなれば、外出もやめておけということですから、教室は旧態のようには機能しなくなりました。楽しかったなあ、ボイストレーナーの日々。
前置きの話が長いですが、それは私の常です。ご勘弁ください。
オンラインレッスン。これならば唾どころか、息もあたらない。かすらない。安心です。でも、東京近郊の住宅事情柄、画面の向こうはご自宅かしら?歌えますか?という問題があるのですね。それで私は基本的にうたわないコースでしか、オンライン形態を利用しませんでした。
しかし、そんなことを言っていられなくなったのです。なのにまったく私は気が乗りません。カメラに向かってボイストレーナーらしく話すことが、どうも、できそうにないのです。ならばこれはもう、やれる人にお任せしよう。
と、ばかりも言っていられないのです。困ったなあ。と、そこであらぬところから、作曲講座はやらないんですか?という声が届きました。ええええ。
なるほど私がボイストレーナー職を選んだのは、もともと作詞作曲して自分の楽曲を発表するに耐えうる声を作るのが目的だったわけです。歌作りは15歳から独学で始めて四半世紀。を遥かに越えました。
いつしか作詞作曲は、ある程度の特技となり、気がつけばゴーストライターもやっているし、生徒さんの要望にあわせて歌を作ることは、レッスンの片手間に行うようになっていました。その例が、シブイオンガクスタヂオのペンギンの絵を描いて下ったツッキーさん用に作って来た作品たちです。
これ、どのように作って来たきたかと言いますと。話し合いなんです。
例えば、えかきうたが作ってみたいんです。だとか、例えば、社歌が作ってみたいんです。だとか。そういったところから起点して、想像力に火をつけてみるわけです。すると、案外するっと、出てくるのです。
この作業を、一緒にやろうじゃないか、と。
上記の作品たちは、それこそ書き始めたら数分で出来たものですが、いつもいつもそれほどとは限りません。が、いくらか時間をかけていけば、自分の歌、を作ることにたどり着くことができるものです。
もともと私は、人と比べられるのが嫌で、自分のために歌を作り始めました。それがきっかけです。それだけではお仕事にならないからと、人のために作ることが増えました。そしてこれを、ひたすら続けて来たせいで、妙に歌を作ることには抵抗がなくなりました。
オーダーのあった作曲講座、というよりは、どんどん手を貸して一緒に形作っていくという作業の時間、話し合いの時間、といえましょうか。そんな時間(レッスン)を提案します。題して、だれでも出来るかもしれない作詞作曲サポートコース。目標はちゃんと発表できる歌を作ること。です。
もちろん、ご自身で作りかけたけど、何となくまとまらない、といったような方にヒントを提示する、というお時間にしてもいいかと思います。
だれでも出来るかもしれない作詞作曲サポートコース 50分2500円。
カメラ越しの話し合いから、歌を一つ、作ってみませんか?お問い合わせは、こちらから石村まで。