グループレッスンの思い出
うたわないコースの小松です。
うたわないコースの小松です。
カラオケ上手と呼ばれる方法
を、検証しようと、本年はじめにこちらに記しました。が、思いのほか事務的告知事項に追われたり、時ならぬシブイさん盛況の波にのまれたりしているうちに、書きそびれていました。
で、本題です。確か検証と書きましたが、改めます。仮説を提示します。カラオケ上手と呼ばれる方法。
まず、じょうずーっと言わせたい人と行きましょう。ターゲットは明確に。
その人の好きな歌を覚えましょう。出来れば、本当は自分は好きでもない歌、とその人が知っているくらいの歌が、意外性がありましょう。
この時大切なのは、メロディは勿論のこと、歌詞も全部覚えましょう。イヤでも、嫌いでもです。上手と呼ばれるには準備も努力もしましょう。
つまり、その人の視線が画面の歌詞やら映像になど向かわないように、自分に、釘付けにさせるのです。そのためには突然踊るのも良いでしょう。
当然、キーは自分にとって無理のない高さを把握しておき、さりげなくそこに設定する手順も練習しておくのです。±2は、かなり違いがあります。これは当たり前過ぎて軽視されがちな話ですが、ひとに褒められること、は大切な経験です。褒められたいなら、準備するべきです。
そして限りなくさりげなく、少しだけ楽しそうに歌ってみせるのです。
この道十五年の私の感覚では、上手と言われたいほどの人は、だいたい歌えているものです。単に、一曲に対する思い入れが少ないだけなのです。
以上、是非どなたか試してみてください。うまくいったという声をお待ちしています。
春を迎えるにあたり、転職転勤退職される会員の皆さんがたの時間異動が激しい時期です。今わずかの間、未体験の皆さんのチャンスです。いつも言っていることですが、損はありません。得するばかりですのよ。
春です。
例年より早い開花宣言
気が付けば満開の桜に
一年の早さを改めて痛感するこの時期なのですが
先日、会員のKさんが
「歌のコースに通ってますが
会社で定期的に話さなければいけない会議で
聞き返される事が減りました。」
と仰っていた。
女性の方からはこんな御意見も。
「声が大きくなったと
怪訝そうな顔で旦那に云われた、」
と。
笑。
歌以外の部分
実生活に於いても変化が顕著に表われるから
面白いですねぇ、
なんて話していたのですが
どんなに話し声がくっきり
明瞭ではきはきした人も
苦手な曲になると
一気に口籠もってしまう人もいるから
月並みな表現になりますが
「気持ち」って大事だなぁ、と思う。
嗚呼、皆様にとって
善き春になりますやうに。
うたわないコースの小松です。
写真は1月に行ったツッキーさんの個展で
展示されていたペンギン達!かわいいです。
更に前日のブログにもありますように
はい。私は担当外ですから突っ込んだ話は出来ません。というのも逃げ腰が過ぎますね。
とは言いましても、うたわないコースにつきましては、小松アキが担当しております。私はホームページの更新をしているだけでございます。このコースを思い立って始めた頃は、私も教えるということを前提にしていたものでしたが、ある時から小松アキ任せとなりました。
と言いますのもね、やっぱり勉強量、経験量、知識量が、全然違うのですよ。小松と私では。もちろん、一番基礎になる部分については、私はいくらでも出来ますけれども。
はい、きちんと発声出来るようになりました。それじゃ、より実践的にこういった調子で読んでみる、喋ってみる、をやってみましょうかっといった場合に、注意すべきことは?などと、進んだ場合の引出しの多さは、とてもとても私、小松に及ばないのです。そしてそればかりか最も大事なことは、発声についての悩み、についての知識も小松頼みなのです。よく事例も知っているし、対処の仕方も心得ているわけです。私はあほみたいに楽しくうたうコースを提供することに専心しましょう。
というわけで実はあまりにも多い、うたわないコースご希望者のために、四ツ谷教室をご用意させて頂きました。さらにうたわないコースに限っては、グループレッスンを試みてみることに致しました。説明文にもありますように、自分のかかえる声の問題、というのは意外に例外的ではなく、他の人もかかえていて、それが客観的にどう聴こえるような類いの問題であるかを自覚する、という点に於いてグループレッスンは大変有効だからです。自分の声って、自分に聴こえてるものとは違うものですから。そして勿論、小松ももともとグループレッスン講師の経験があるので、この度、門を開いてみました次第です。みなさんどうぞお気軽にお申し込みくださいませ。
よくある声として、どれくらい続けたら、変わりますか?良くなりますか?出来るようになりますか?
があります。これはもう頑然とあり続けます。厳然とも言えます。いつでも、いらっしゃいます。
それに対するお答えは、それこそいつでも書いて参りましたから、改めてここに連ねようとはもう、思いません。
しかし春です。最近ご入会の皆さんは春に向かって意欲的な方が多く、それはそれはこちらとしては、本当に嬉しいことです。意欲のある時期に、どんどんその習得法と反復と確認の大切さを伝え切ることがとても大切だと考えています。多くの場合、それは入会当初の時期ですから、当然気を引き締めて参ります。
だって所詮、自分の身体のことですから。定期的にしばらく通うというだけで、根本的な身体の使い方を身につけることが確実に誰でも一定期間で出来るならば、こんな教室自体、不要なんです。
結局、忙しい毎日でも、ほんの一瞬だけでも、意識を持って取り組む時間があるかないか、に尽きます。その時間は、必ずあるのです。そしてそのやり方、確認の仕方、に随時調整を施しながら、ご本人だからこそ分からないご本人の可能性を指し示すのがボイストレイナーのお仕事だと考えています。
もちろん、それぞれ講師がただ面白おかしいからなんとなく通い続けてしまう、ということも、シブイオンガクスタヂオでは歓迎しています。私などは、カウンセラーですか?と言われることが、一体年に何度あることか。おそらく、年間入会者数よりも多いです。
お教室のホームページには、会員のみなさんの楽しそうな写真や誘いの言葉が載っているもの。これはよくある体裁です。しかしいえ、だからかもしれません、シブイオンガクスタヂオでは明示して来ませんでした。
何故かといえばこれはもうもちろん、やらせもでっち上げもやりたい放題ですから、もうこの時代のこの環境で真実を伝えるのは困難なのです。
ならばないほうがマシ、という判断でした。
ところが、やはり初めてご覧の方には、そういった内容のページがあることは有効なのだそうです。有効というのは、すなわち体験レッスン申込への誘導に、です。それはそうなのかも知れませんね。
ならば意図的に、初めて見る方が安心して興味深く思えるようなものを作ればいい筈です。商売をする大人というものは、そういうことを平気で出来るものです。
しかしながら私にそんな選択肢はないのです。残念というより他ありません。こんなに広く門戸を開いているつもりなのに。
実は、その判断の根っこには以下のような、経験に基づく粘っこい考察と結論があるからです。
私はよく、講師との相性、という言葉を使います。どんなに力量のある講師といえど、全てのひとへの対応が、それぞれに違うすべてのひとに適しているとは言えません。これを表す言葉は、例えばこうです。
こういった実在する言葉が表すように、講師との相性ただひとつが大きく左右します。施設充実度や指導方針、指導方法など実は二の次なのです。それはつまり、
生徒の声などリアルなほど未体験のひとに当てはまらないんではないか?
ということになります。実はさらにそれを裏付ける事実があります。会員の皆さんは、シブイオンガクスタヂオについて語る友達が誰もいない人ばかりではないわけですが、
生々しい会員生徒さんの声を集めること、それを明示することで、一体何が裏付けられるのか。私の仮定的結論を覆すような声が集まれば、それもまた楽しいですね。
まあ結局、面白がるためにやってみる、ということになるような気がします。リアル生徒の声。
本年7月21日日曜日、第八回シブイ音楽祭を開催致します。これから、長いプロジェクトが始まります。初めての方が多いはずですから、ゆっくりとご紹介させていただきます。
シブイ音楽祭とは、音楽教室にはつきものの、発表会イベントです。当初はちゃんと発表会と名乗って参りました。
しかし、会場の赤坂グラフィティという、プロも出演するライブハウスに見合うように、出場者の心得を徹底してみたところ、市井のお教室の発表会にしてはなかなか面白いイベントに仕上がることが分かってからというもの、シブイ音楽祭と称するようになりました。
参加資格もゆるいので、奮ってご出場ください。
シブイ音楽祭の目的は、日頃の成果発表はもとより、新しい視界や視点を得ることであり、そこから自信を得てもらうことです。
もちろん、自信を得るためには事前の準備が大前提です。練習をしましょう。そしてそんな自分に酔ってもいいです。(自己陶酔と自己満足は別ですが、その話はまた別の機会に)そうすれば本番は、間違いなく楽しい時間になります。
その先には必ず、一歩前に出ちゃった自分がいます。
そのサポートを、シブイスタッフは無論のこと、プロとしてキャリアのあるプレイヤーのみなさんの演奏が担います。
ああ、なんと贅沢なことでしょう。
ん?なにか不安なことでもありますか?なになに?
何をおっしゃいますか。
皆さんが欲しいのは自信でしょう。そして、自己満足でしょう(自己満足の解釈については要注意ですが、ここでは割愛)。それらのために必要なことです。誰かの評価を受けるということは。
なおさら、不安ですか?
だから、シブイは考えに考え、思いつきに思いつきを重ね、不安なのは歌い出すまで、というルールを作って来ました。ご安心ください。
大事なのは、共有することです。自己満足を、他者と共有することです。それだけで、世界はひらかれます。その方法がもしも分かりづらければ、皆さんそれぞれのために、私たちも考えます。おお、まさにシブイサポート。
私の見聞きする限り、お教室の発表会と言えば参加費二万円徴収してカラオケを使用する、オプションで記録DVDも販売する、なんて商魂丸出しのやり方が実は普通です。その意図も分かりますし、私自身諸先輩方から、発表会で儲けないでどうするんだ?と言われつつ結果的に無視しながら、最早八回目の企画です。
しかし、生まれながらの貧乏症、私にはそんな真似が今に至っても出来ません。今回も参加費と必要経費の差し引きギリギリいっぱいで企画いたします。
以上、内部向けの告知は、会員専用掲示板への誘導記事です。会員各位におかれましては、入会時に登録していただいた場所へお越しください。
またこのあと、参加費について下書きには書いてありますが、wwwに晒していいものか、バランス感覚に於いて私より秀でたスタッフたちに訊いてからにいたします。
外向けの記事は、また改めて。