新宿へ流れ着いたシブイ楽芸会
赤坂から始まり、四谷、池袋、そして新宿に流れて来ました、第14回シブイ楽芸会は、8月26日日曜日の朝でした。想定以上のお客さまを迎え、準備したプログラムも足りなくなりました。ご来場ありがとうございました。
今更ですが、と言うか、以前に一度くらいは書いているかもしれませんが、もう思い出せません。楽芸会は、小学校の学芸会をもじったものです。だから、がくげいかい、と読んでいます。
時々、当の参加者の方からも、学芸会、と表記でメールをいただいたりもしますから、参加される方にとっては、些細なことのようです。
しかし、そんな名前だからこそ、遠慮される方もあることでしょう。言うまでもなく私なりの峻別作業の一つです。モテたい盛りの人には敬遠されて然るべしと、自覚はしています。
でも、やりたいことはシンプルです。うたを通じて、音楽って偉大だな、ということを再確認できること。です。たかが歌で、こんなにも喜びを感じられるなんて。素人のうたで、こんなにも胸が詰まるなんて。初めて会う、決してうまくもない一般人の姿に、笑いが止まらなくなるなんて。目の前に生きている人間の力を、あらためて感じさせられるわけです。
その可能性を引き出すことが、おとなの楽芸会の主眼です。ミュージックビデオの真似をしても、仕方がありません。もちろん、ときどきかっこいい人も出てきますけれどもね。かっこよくやりたい人には不向きなのは、シブイオンガクという名前からしてはなから承知の皆さんが集まっています。

出番前、あんなに緊張して怖いくらいの目をしていたのに、本番はびっくりするくらい透明な声でうたい、そしてやっと、笑ってくれたのをみたりすると、開催してよかったな、と思います。
前回に比べて、どうしてまあ、あんなにのびのびと歌えているのかしら、すごいわそれは上達っていうんでしょう。こんな人のために、開催してよかったな、と思います。
過去に幾度も、失敗しても失敗しても、参加するのを楽しみにして集まってくれる人たちをみると、やっぱり開催してよかったな、と思います。
規模が大きくなり私の目も行き届かなくなり、かつてのように精緻に計画をしなくなりました。その代わり、本番時間の半分以上、客席に居られるようになりました。ついこの間までは発表会といえばステージで伴奏し続けていて、お愛想の一つもしなかったものでしたから、これは、だんだんと理想的になってきました。少しずつ、初めてお会いするみなさんとお話ができたかと思います。
知人でもない素人の歌なんか聞いて、何が楽しいの?という人の声は、そこかしこからよく聞こえてきます。そうでもないんだと言うことを、皆さんには知ってもらいたいなと思っています。次は誰?あなたは何?そこに興味が湧かない人は、まだ、うたというものを知らないといっても過言ではないと思います。
うたは、全人類のものです。ヒトが口ずさむものに、大したちがいはありません。
さて。
次をどうしようか。通例ですと、忘年会になります。
ところがこの規模になってくると、なかなか場所がありません。
例えば今回の会場はみなさんにとってとてもやりやすそうでしたが、もう年内は埋まっています。
今シブイオンガクスタヂオには、かつてお世話になっていた赤坂グラフィティ、を切り盛りしていたクボフミトがいますし、私もひっそりこっそりいろいろな会場を訪ね歩くほどに、是非うちでやってくださいとほうぼうで言われているので、計画中です。全体企画でなく、小規模な企画を立ち上げることを考えています。そういった場合にも、担当講師の枠を超えて、それらもどうぞ、よろしくお願いします。
あ。それと一つ。毎度私は発表会企画のたびに、赤字だ赤字だ儲かりゃしないと、馬鹿まるだしで書いて来ました。しかしついに今回はじめて、余裕を持って開催できました。ありがとうございました。そしてこの余裕が次につながるのだな、と身にしみています。みなさんの声をうかがいながら、次を目指します。また、お会いしましょう。
第14回シブイ楽芸会を開催

シブイオンガクスタヂオは設立15年目、なのに数えて第14回。
一年に3回くらいやる年もあれば、一度もやらない年もあるという事実は、音楽教室という存在がいかに、大海に浮かぶ木っ葉のようなものであるかを表しています。
大海において一度沈んだならば、よくぞまた浮いて来たな。という感慨を、イベントのたびに私はひとり、抱きます。
今回の開催は、昨年の忘年会以来となります。昨年十二月、池袋フィールドで31組、ちょっと狭かったので、ご来場のお客様どころか出場参加の皆さんまでも、窮屈な思いをさせてしまいました。その恐縮感が、ブランクを作ったとも言えるかもしれません。
なので、今回は前回の倍ほどの席があります。ぜひお友達も呼んでください。あるいは、シブイオンガクスタヂオ、どんな人たちがいる教室なのか?という偵察見学、歓迎いたします。
ただし、今回は講師まで含めた全員一律、入場料が千五百円になります。予定ではこれにドリンクがついています。
もちろん、カレー屋さんですから、カレーのご注文はどうぞご自由に。というか、積極的にお願いします。
ようやくタイムテーブルができました。会員の皆様は、会員専用のページでご確認の上、司会進行用のアンケートにご協力ください。
そして今回はなんと、出場者集合時間を開演の時間には設けません。タイムテーブルにある第二部までに全員揃ってください。出場参加者よりも、お客様の方が先に会場入りというケースまで想定できます。
こんなゆるいことは、シブイオンガクスタヂオさんはやって来ませんでした。イベントというものは全員集合、全員で準備、が常識ですが、もう、いささか規模が大きくなりました。
おまけに、もう10年近くなりましょうか独立の折に私と うたわないボイストレーニング を共著したサウスバウンドの吉岡裕常氏も、出場生徒さんを二人伴って参加の予定です。
しかし、なんだかんだやっぱりシブイさんは相変わらず、でしょう。講師一同も揃うことが稀になりましたし、皆様のご来場を、楽しみにしております。
8月26日日曜日 第14回シブイ楽芸会
10時半 開場
11時 開演
15時半 終演 とともに撤収作業開始
会場 レストランパペラ
東京都新宿区新宿2−8−1新宿セブンビル2F(東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前 出口1目前)
http://currypapera.moo.jp/papelive/access.html
入場料 1500円
[飯田橋教室]MCレッスン正式開講!
飯田橋教室・うたわないコースのなかむらです。
先日は法被を来てお祭りのMCを。
参加されている方の熱量をたっくさんに浴びてこちらもテンションがかなり上がって楽しい時間でした。
MCは見てくれているお客さん側の反応をダイレクトに感じられるのが楽しいです♪
ラジオで喋るときは基本的に相手がいないので・・・。笑
さて、先日MCレッスン準備中というお話をしました。
実際にお問い合わせも頂き、1週間後に司会をすることになったため急遽レッスンを行ってほしいという方のレッスンを行いました。
MCはいかに本番を想定して準備出来ているかが大切です。
レッスンではその本番を想定するためのアドバイスをさせてもらいました。
・・・というわけで、MCレッスン正式開講いたします!!
・単発での開講、継続レッスンは無し
(シブイの生徒さんも受講OK)
・1回2時間 8000円
(追加は1時間で+3000円)
・土日の空いている時間帯で開講します
・実際に当日使う原稿がある方はそれを使いながらの想定練習→アドバイス
・原稿が無い方はこちらで用意した原稿を使ってMCの基礎を学ぶレッスン
MCや司会を行う機会がある方の練習の場として
MC・司会ってどうやるんだろう、今後オーディションを受けるための参考にやってみたい
といった方にぜひオススメです。
気になったかはお問い合わせフォーム
より、MCレッスン希望の旨をお書き添えくださいませ。
担当は飯田橋教室・なかむらです。